- Monument Valley-                                                  

地球上にここがあってほんとによかった。
地球に生まれて、そしてこの時代に生まれて、この場所で出会って、何回も来れて、ほんとに幸せである。
人が作った芸術には興味がないのだが、自然が作ったこの大自然の不思議はほんとに素晴らしいと思う。よくこんなにうまく作れたものだ。バランスもいい。
メキシカンハットも周りは何もないのに、あの岩だけが、しかもあんなバランスで残っていること自体が神秘である。

1998年9月、2004年8月、2006年8月、2015年4月、2016年12月、2019年10月。2022年11月、2023年4月、10月、11月、2024年2月、9月2回、11月、12月訪問
(15回)
死ぬまでにあと何回行けるだろうか。朝陽ポイントの写真を並べてみる。1998年9月は朝陽ポイントに行ってなかった。2004年8月、2006年8月、2015年4月、2016年12月はハードに保存なし。

(以前のコメント)この写真を撮るために早起きして撮影ポイントに向かった。かなりの数のシャッターをきった。ほんとに美しい。このアングルは非常に美しく、旅行会社のパンフなど、いろんなものに使われている。なお、8月なら6時前に起床してゴールディングスロッジをすぐに出発。6時30分ぐらいからだんだんと綺麗になっていき、6時45分ぐらいまでの15分が最も美しい。2019年10月は日の出が7:16なので7時過ぎぐらいから7:30ぐらいがとても美しかった。とはいえ、午前中ならいつでもここは美しいのであるが。2016年12月は氷点下のなか粘る。6:50からスタンばっていたが、7:30ぐらいが一番きれいだった。
日の出時間をチェックして、日の出の30分前に到着するのがベスト。タイムラプスを始めてからセッティングに時間がかかるようになった。ゴールディングスの椅子を借用してそこに設置している。

2019年10月、2022年11月1日目、2日目


2023年4月(ケイエンタ泊だったしスタックで1日だけ。このときからアッパーポイントに行ってる)、2023年10月1日目、2日目(iPhone固定具を使い始めた)


2023年11月(アルバカーキでロストバッゲージで1日だけ、少し曇り気味)、2024年2月(この時が一番綺麗だったかも。レッドランズを開拓。1日目は雨天で行かず。2日目と3日目。)


2024年9月1回目(ゴールディングスでのポイントを模索したが結局193号沿い、レッドランズ再びだが途中から曇った)


2024年9月2回目(最初赤かったが途中から曇った、朝陽ポイント上段ではずっと曇りと雨だが幻想的だった)、2024年11月(2日目はパンクで断念。ロッジからも綺麗だったが)


2024年12月(1日目は曇りで日の出が幻想的だった、



【入園料】
2019年10月も車1台20ドル(4人まで)。98年9月は2.50ドルだったが、その後5ドルになり、今は20ドルと値上がりしている。以前は1日ごとに料金をとられるが、2015年、2016年は早朝か夜しか通らなかったため支払っていない。ここはナバホ族の居留地であり、ナバホ族が管理している。もちろん国立公園ではない。

地球上で最も好きな場所。

う〜ん、やっぱりいい!モニュメントバレーは「アメリカ横断ウルトラクイズ」の出題地だったころから大好きだったんだ。一度は行ってみたい、と思っていたから何度も行くことができて幸せだ。そういえば、ウルトラクイズでは、ビュート(ぽっこり出ている岩)の上で出題してたな。これから何度行くのだろうか。

総合評価でダブルAをつけたくなるような素晴らしさである。まさにアメリカの原風景と言われているだけあって、西部劇の中に入り込んだような錯覚を覚える。実はグランドキャニオンよりも、モニュメントバレーの方を楽しみにしていたが、その期待に十分こたえるほどの素晴らしさであった。マルボロの宣伝でおなじみの3つのビュートが並んだビジターセンター前は、人が結構いるものの、バレー内にレンタカーごとはいれば、そこはのんびりゆっくりできるところだ。バレー内はかなり広く、いろんなポイントがあるので、気に入ったところでじっくり楽しめばよい。

なお、行きやすさということでは、フラッグスタッフまで飛行機で行けば別であるが、ラスベガスからは遠いのがネック(途中、1泊したほうがベター)。また、レンタカーは必要不可欠だ。レンタカーで行くならグランドキャニオン経由か、ラスベガスからザイオンを通ってモニュメントバレーに入るというルートもあるが、いずれにしても途中に国立公園がたくさんあるため、1日でモニュメントバレーに行くのはもったいない。なお、ラスベガスからはグランドキャニオン経由でモニュメントバレーまでのバスツアーもあるらしい。

なお、モニュメントバレーに行くなら、15時過ぎから日暮れまでは必ずいるべし。3つのビュートは夕陽に映えると最高に美しいのだが、朝は逆光となりそれほど感動はない。もちろん、バレー内に入って3つのビュートを逆光にならないように角度を変えて見れば美しいのだが、ビジターセンターから見るビュートは夕方に見ておかないともったいないのだ。

なお、朝は朝で堪能できる場所がある。ゴールディングスの交差点からメキシカンハットに向かって10分ほど走らせる。そして、後ろを振り返ると、素晴らしい光景が広がっている。ナバホの方がぽつんぽつんと住んでいる草原の向こうには、ビュートに向かって一直線に走る道路がある。日の出後しばらく経つと、徐々に赤くなっていくビュートは素晴らしい。ここで何枚写真を撮ったことか・・・。

 
(左)ついにモニュメントバレーに突入。このあたりからビュートが増えてくる。
(右)モニュメントバレーはアリゾナ州とユタ州にまたがっている。ビジターセンターはアリゾナ州にある。これはかなり古い看板である。
  
ケイエンタまでは21マイル(34Km)だ。この163号線は約30分でケイエンタまで行ける。今まで何回往復しただろうか?
(右)なんとも胸が躍る看板だ。モニュメントバレーのビジターセンターに向かう途中にあるウェルカムゲート。今は変わっている。




(左)バレードライブの最中で(1998年9月撮影)。
(右)
1998年9月撮影。おなじみマルボロの宣伝に使われた3つのビュート。ビジターセンター前からの超有名な風景だ。ここからバレードライブが始まる。夢にまで見た光景である。この3つの岩のなんともいえないバランスがいい、実にいい。ここは太陽の関係で夕方が最も美しい。なぜなら岩が紅く染まるし、朝なら逆光になってしまうのだ。


<バレードライブ>
バレー内は自家用車でドライブすることができる。かなりダート道なので20から30Kmぐらいでしか走ることができず、かつ車がかなり汚れることを覚悟で入らなければならない。しかし、大きなビュートを下から見上げると、その大きさに圧倒される。



  
(左)@Mittenビュート (中)Aエレファントビュート。確かに象に似ている。 (右)Bスリーシスターズ
  
(左)Cジョンフォードポイント。1938年のジョンウェインの西部劇「駅馬車」のロケ地に使われた。
(中、右)Rain God Mesa。この岩はかなり巨大であった。

  
(左)Fトーテムポール。 (中)CLYビュート。 (右)キャメルビュート。

 
お気に入りのHアーティストポイント。バレー内で最も奥まった場所にあり、ひと気もあまりなくしばしぼーっとするのもいいかも。

  
(左)ノースウィンドウ。なかなかのお勧め。
(右)ここはナホバ族の居留地でもあるため、バレー内をドライブしていると、現地に住んでいる人が歩いていた。

【周辺観光地】
●メキシカンハット(左)
モニュメントバレーから車を走らすこと約30分、メキシカンハットという街がある。ここはその名のとおり、メキシカンハットと言われる岩があるのだ。名前の由来は一見すればわかる↓ モニュメントバレーからいく場合、街をこえてしばらく行くと右手に見えてくる。この岩、ずっと落ちないでくれ、と願っているのは私だけではないはずだ。


●グーズネック州立公園(右)
メキシカンハットから261号、316号と進み10分強で到着。サンファン川が蛇行している様子がよくわかる。川から展望台までの高さは約300m。圧巻!
 

●モキダクウェイ(左)
グーズネックからさらに261号を北上すると山に向かっていく道がある。その道がモキダクウェイと言われる。途中からの景色はまさに最高。こんな景色があるのか!と思ってしまうほど。未舗装で急傾斜のため、運転にはご注意を!


●ミューレイポイント(右)
モキダクウェイを上りきったところを左折。上りきったところから舗装道となるが、左折して未舗装道へ。しばらくその道を走ると左手にある。モニュメントバレーの遠景が見え、手前にはサンファン川が流れている。モニュメントバレーからもここがはるかかなたに見えている。
 

●バレー・オブ・ザ・ゴッズ
2022年11月訪問。モキダクウェイの上から見える場所で、いつかは行きたいと思っていた場所。すべてダート道だが、163合線の入口から入ってモキダクウェイの登り口までで1時間30分ぐらい。
バレードライブのように巨大な岩はさほどないが、奇岩奇石の数々で楽しめる。キャンプをしている方も多かった。



【アクセス】
グランドキャニオン(サウスリム)から64号を東に行くと89号とぶつかる。そこを左折(北上)し、しばらく行くと160号を右折。160号はインディアン居留区の中を走ることになる。放牧されている牛が道路に出て交通事故にならないために道の両側には延々と柵がはってある。160号を1時間30分ほど行くと、このあたりで一番大きな街であるケイエンタ(Kayenta)に入る。そしてバーガーキングでしばし休憩。バーガーキングの敷地内にはナバホ族の家が展示してあり、店の中には太平洋戦争時に活躍したナバホ族の話や、子供が遊べるジャングルジムがある。そして163号に入ってしばらく行くとモニュメントバレーの入り口になる。ケイエンタからモニュメントバレーのビジターセンターまでは30分ほどで到着。

モニュメントバレーにいく場合には、拠点都市のフラッグスタッフでもラスベガスからでも直行で行くことはまずありえず、通常はグランドキャニオンを経由すると思われる。また、グランドキャニオンからモニュメントバレーまではノンストップで行くことはないだろう。なぜなら、この間の景色は非常に素晴らしく、車をとめて景色を楽しんだり、写真撮影したりする時間が必ずあるからだ。グランドキャニオン・サウスリムから直行で行けば3時間でいけると思うが、景色を楽しむということで4時間は見ておきたい。


【宿泊】
ゴールディングスロッジ
モニュメントバレーに行くなら、ゴールディングスロッジに泊まらないと行く価値半減。絶対に泊まるべし。ただ、モニュメントバレーにはゴールディングスロッジとビューホテルしかホテルがなく、しかもここからの眺めは最高なので大人気。62室しかなく、特に夏場はかなり高いにもかかわらず、なかなか予約ができないのだ。98年に行ったときは予約できたつもりだったが、いざ行ってみると取れていなかった。無念のケイエンタ泊まりであった。なお、ここに泊まれなければ、ケイエンタかメキシカンハットで泊まることになる。

予約はWebでできる。昔は英語だけだったんだけど、日本語の案内ができている。
ゴールディングスロッジのWebページはこちら

 
(左)ロッジのベランダから見た風景だ。朝の5時ぐらいで夜明け前。夕方、このベランダから見れば、真っ赤に染まった岩が見れるだろう。
(右)見たロッジの全体像。泊まった部屋は2回とも、手前の建物で2階だったのでラッキー。一番高い場所に食堂があり、そこからの眺めは最高にいい。空港も見れ、セスナ機がよく飛んでくるのを見てるのも楽しい。また、博物館もあり、ナバホ族の暮らしの写真や、モニュメントバレーで撮影された映画に関する展示もある。

  
部屋の中は広くてすごしやすい。風呂のお湯もふんだんに出た。部屋の下に車をつけて、荷物を搬入する。

2019年には3年〜4年前にできたというコテージ風の離れができていた!ここはセパレートされているので、とてもリラックスできる。



ザ・ビューホテル
最近、できたのがこのホテル!3つのビュートの前にあるから超人気。ベランダからも見えるし、レストランからも見える。眺めは抜群である。
新しいので部屋もとてもきれいだし、ロビーもナバホ族っぽい感じが満載。ずっとのんびりしていたいホテルである。





ビューホテルのサイト


  

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