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ニューヨーク・ワシントン+カリブ海(バハマ)


【旅程】




201489  伊丹羽田   東京泊(台風のため1日早く東京移動) 
810
東京(平和島)⇒成田⇒ニューヨーク(JFK
   マリオット ダウンタウン(New York Marriott Downtown)泊
 
811日 
ニューヨーク観光(グランドセントラル駅、メットライフビル、五番街、ロックフェラーセンター、セントラルパーク、ジョンレノン・オノヨーコ、タイムズスクエア、スタッテン島フェリー(自由の女神)、ブルックリンダンボ、ブルックリン橋、エンパイアステートビル)
マリオット ダウンタウン(New York Marriott Downtown)泊
 
812日 
ニューヨーク観光(9.11メモリアル、リバティ島・自由の女神、友人と会食)  マリオット ダウンタウン(New York Marriott Downtown)泊
 
813日 
ニューヨーク(EWR)⇒ナッソー(バハマ)
  ブリティッシュ・コロニアル・ヒルトン(British Colonial Hilton Nassau)
814日 
ナッソー(海+プール)          ブリティッシュ・コロニアル・ヒルトン(British Colonial Hilton Nassau)
 
815日 
ナッソーマイアミ⇒ワシントンD.C.
  ワシントン ヒルトン (Washington Hilton)
 
816 
ワシントンD.C.(ホワイトハウス、ワシントン・モニュメント、キング牧師像、リンカーン記念館、国会議事堂、スミソニアン博物館)

ワシントン ヒルトン (Washington Hilton)
817日、18日 ワシントンD.C.成田羽田伊丹
写真はエンパイアステートビルからの夜景


【旅行前】
今回も無料航空券を駆使する旅。家族投票の結果、ハワイやドバイも人気があったものの、ニューヨークに行くことが決定!航空券の関係から帰りはワシントンによることに下。昨年に続き、メジャーな観光地になったが投票なので仕方ない。しかし、ニューヨークとワシントンだけでは物足りない。ボストン、フィラデルフィアなども候補にあがるが、どうせならリゾートに!ということでカリブ海に行くことにした。キューバに行きたかったが、アメリカからは行きにくく、一番近くでニューヨークから直行便があるバハマにした。
ニューヨークはフリーにしたのでレンタカーも借りず。ワシントンは借りなくても良かったかもしれないが、一度ぐらいは借りようということでレンタカーで行動することにした。

【今回のドライブ】
ワシントンだけなので78マイル(125Kmだけの走り。ワシントンDCは、観光地が中心に集中しているものの、結構広い。駐車にそれほど困ることなく、3回ほど駐車して効率的に周ることができた。
ガソリンは結局、入れることができず、ハーツで距離精算。ガソリンスタンドで見ると1ガロンが3.679ドルであった。1ガロンが3.785リットルで、104円換算で計算すると、1リットル=101円となる。レートの関係もあるのだろうが安い。


【旅行記】
1日目(89日) 伊丹⇒羽田
せっかくの年に1回の旅行なのに、台風が接近している。しかも出発予定の10日は台風が大阪に直撃するという予報。大阪はあまり台風が来ないのに、こんなときに限って台風とは。迷ったけど、前日の夜のうちに東京に移動することにした。旅割で予約していたが、台風という事情なので1回だけなら変更可能とのこと。急遽身支度し19時過ぎに出発。伊丹までタクシー、そしていつもよく乗る羽田便に家族と乗り込む。いつもと違って旅行気分になれる。東京では、単身赴任で住居にしているワンルームマンションに4人で寝ることになる。子どもたちも大きくなって、かなり狭く感じる。でも部屋を綺麗にしてくれて助かった。近くのデニーズで遅い夕食をとって就寝。

2日目(810日) 東京⇒成田⇒ニューヨーク(JFK
この日は東京にも台風の影響があり、時折すごい雨が降る。出発しようと思っていた11時過ぎもかなり雨が降ってきて、なかなか出れない。タクシーを捕まえようとするがなかなかつかまらない。そうこうしているうちに、雨がやんだので平和島駅までスーツケースをひきながら歩いていく。品川まででて、成田エクスプレスに乗る。成田エクスブレスは初めて乗ったが、とても快適だ。しかも、品川を出て東京駅に止まったあとは、ノンストップ。14時すぎに成田空港に着いたので、品川からは1時間20分ほどかかった。やっぱり成田空港は遠いと感じる。そしてANAのダイヤモンド会員専用のデスクでチェックインするが、ひとりだけビジネスに変更してくれるとのこと。ダイヤモンド会員だから、とのこと。家族に代わっても良かったのだが、自分だけビジネスに乗ることになり、かなりの罪悪感。スイートラウンジもダイヤモンド会員とあと1名しか使えないということなので、普通のラウンジを使う。とても広いがすごい人だ。いつものうどんを食べて元気を出す。ニューヨーク行きはかなり遅れているようで、1640発だったが、1時間強遅れの1750発となった。家族と離れ離れで、日本を発つことになった。とはいえ、ANAのビジネスクラスはフルフラットだし個室だし、とても快適。フライトアテンダントさんもとてもいい人だ。映画を2本見たが、どちらも良かった。1920年代にテキサスで実際にあったカップル強盗の話と、フェイスブックを作ったときの話だが、面白く印象に残るものであった。また、座席間のメールもできるようで、娘からメールをもらったりして楽しむ。そして、いつもの空トン(博多のとんこつラーメン)やアイスクリームなどを堪能する。ニューヨークはあっという間であった。

ニューヨークは2回目で、前回は911テロ事件のほぼ直後である200311月に出張で行った。まだテロの後も生々しく残っている状況だったのが強烈に印象に残っている。そのときもJFKだった。JFKはかなり広く、ターミナルも多い。どこのターミナルだったか忘れたが、今回着いたところもとても古いと感じた。ロンドンのヒースローもそうだが、世界の巨大空港は、昔からあるのでやはり古いのだろうか。心配していた入国も、そんなに時間もかからずに、すんなりと通過できた。ビザであるエスタが出来てから、初めてのアメリカだったので、アメリカに入るのもややこしくなったものだ。JFKには定刻が1625だったが、1時間遅れの1740に到着し、イミグレ通過して外でタバコを吸ったのが1805だったので、わずか25分ほどで入国でき荷物もピックアップしたことになる。そこからTaxiでダウンタウンへ。マリオットにしたが、この地域、20時までしかお湯がでないらしい。急いでシャワーを浴びる。すると安心したのか、みんな寝始めた。せっかくのニューヨークなので、外に行きたかったが、ウトウト。結局ベッドに入ったのが030。ま、明日から活動することにしよう。

(左)成田エクスプレスで成田へ。ワクワクする。 (中)何年ぶりだろうか、成田のチェックインカウンターに来たのは。 (右)東海岸はかなり北ルートを通る。


3日目(811日) ニューヨーク観光
この日は活動日。朝から家族みんな全開だ。630にはみんな起きて7時過ぎにはホテルを出発。ひとまず近くで朝食をとることにした。ロウアーマンハッタンは金融街ということもあり、店も多いと思っていたが意外に見つからない。証券取引所近くをウロウロして、ようやく見つけた。朝食メニューから選び、すぐにおっちゃんが作ってくれた。オムライスとサンドイッチにしたが、しかし、マズい・・・。塩かケチャップをかけないと食えない。幸先の悪いスタートとなってしまった。

一度ホテルに帰り、まずはタクシーでグランドセントラル駅へ。マンハッタンの一番南側から行くと、結構遠い。また渋滞していたので30分以上もかかってしまった。駅近くに下ろしてもらうと、クライスラービルが見える。ニューヨークのビルは特徴的なビルが多いが、その中でも特に好きなビルだ。とんがった感じと、ギンギラギンの感じがたまらなく好きだ。そしてグランドセントラルにいき、駅構内を見学。ツアーもあるようだ。そこから旧パンナムビル、現メットライフビルを通る。メットライフというよりも、パンナムのほうがイメージが強いのだが、このビルも好きだ。アメリカ横断ウルトラクイズの最終会場だった記憶がある。思えば、アメリカへの憧れは、アメリカ横断ウルトラクイズを見ていたときからあったのだろう。そこに出てきた観光地はすべて行きたいと思ったものだ。そこから、ロックフェラーセンター方面へ。意外に近い。トップオブザロックの予約時間よりまだ早かったので、五番街を歩いてみる。今でこそ、東京でも大阪でも、同じような通りがあるものだが、元祖といったところか。世界に名だたる高級店がずらっと並ぶ。なかでもティファニーは女性のなかでは人気ということか。展示されているカギ型のネックレスに嫁と娘は釘付け。

(左)911事件の後に立った新しいワールドトレードセンター。 (中)アメリカ横断ウルトラクイズの頃から好きだったメットライフビル(当時はパンナムビル)。 (右)そびえているのはクライスラービル。


五番街で時間をつぶし、ちょうどぐらいの時間にロックフェラービルへいく。事前にチケット購入していたのですっと入れる。周りは見えないが上だけ見れるエレベーターで上まで昇るが、上だけ見れて光がでるという演出もなかなかのものだ。この日は天気がいいので、見晴らしもいい。エンパイアがすぐ近くに見える。メットライフやクライスラービルも近い。セントラルパーク側をみると、高層マンションが建設中。ロックフェラーより高い気がする。風が心地よく、しばらくエンパイア方面を見ながらぼーっとする。気づけばトップオブザロックに1時間ほどいた。次はセントラルパークであるが、おなかがすいたので、地下のパン屋で昼食をとるがとてもうまい。

(左)トップオブザロックから。南側にエンパイアが見える。 (中)北側にはセントラルパーク。 (右)かすかに自由の女神も見える。

セントラルパークの入り口でパークの地図があった。どうも有料である。2ドル払って買うが、大したことは書いていない。このぐらいなら無料でもいいと思うのだが。すぐに遊園地がある。その近くでしばし休憩。蒸し暑くなく、日向にいてもそれほど暑くない。もう少し奥に行くとシープ・メドゥがある。1934年まで牧草地に使われていたというからびっくり。のんびりする。そこからもう少しいったところにジョンレノンとオノヨーコのマンションであるダコタアパートがある。ここで熱狂的なファンに殺されたジョンレノンを追悼してストロベリーフィールズが作られた。多くの人がその周りにいて、花束もあった。今も愛されているのだ。

そしてこの旅、初めてで、最後になった地下鉄に乗った。2駅乗るとタイムズスクエア近くに行く。地下鉄を降りて地上に出ると、すごい人だ。さすがタイムズスクエア。人ごみの中歩いていくと、カウントダウンが行われる場所についた。三角形をした中央部は意外に狭い。夢を壊すような感じでミッキーマウスの着ぐるみを脱いだおばさんがいた。あーあ、と子どもと言いながらタクシーに乗り込む。次は自由の女神だ。

(左)セントラルパークでのんびり。 (中)正月には多くの人が来るタイムズスクエア。 (右)スタテンアイランド行きのフェリー乗り場。

天気予報では自由の女神を予約している明日は雨。そこで、晴れている今日、少しでも自由の女神を見ようということでスタテンアイランドに向かうフェリーから自由の女神を見ることになった。このフェリー、かなり名物のようですごい人だ。でも大きなフェリーなので、かなりの人数も乗れる。オレンジのような色が特徴的であるが、自由の女神側を確保する。すごい人がずらっと並んでいる。出航してすぐに自由の女神が見えてきた。意外に遠いが、それでも初めての自由の女神、やっぱり感動する。しこたま写真をとる。フェリーの横を併走して海上警備隊が銃をつけているのが気になるが、まー、気にせず自由の女神を堪能する。しかし、自由の女神側に人が集まっているので、フェリーは傾いている。そのうえ曲がるものだから転覆するのかと本気で思った。20分ほどでスタテンアイランドに到着。どうせ引き返すのでそのままフェリーにいようと思ったが、降りろとのこと。特に何も用事はないが、スタテンアイランドは船着場あたりはとても整備されている。鉄道駅もある。ここから見る港や自由の女神、摩天楼はなかなかのものであった。わずか25分ほどの滞在でマンハッタンに引き返す。

(左)逆光!だが自由の女神! (中)同じ船が行き来してる。 (右)マンハッタンからブルックリンへ。

この日は見所をずっと回っているのでデジカメのバッテリーがすでに切れた。一度ホテルに帰り予備のバッテリーをとって再度出発、次はブルックリンだ。タクシーの乗り込むが、タクシーの運ちゃん、パキスタン出身のようだが、ブルックリンのことを良く知っている。橋を渡ると言うと、ブルックリン橋の歴史まで教えてくれた。ブルックリン地区からの夜景は最高だと、現地にいる元会社の後輩(次の日会った)が教えてくれた。映画でもよく見る風景でもあるところだ。Down Under Manhattan Bridge Overpassの頭文字をとってDUMBOといわれるところで下ろしてもらう。まだ夕暮れ時で夜景は早い。食事をとることにするが、あまり店がなくビザ屋が2軒並んでいる。グリマンディビザというらしいが、元祖を争っている店である。行列が短いほうを選んで並ぶ。まだまだと思っていると、ちょうど4人席が空いたみたいで、かなりの人数を飛ばしていれてくれた。ラッキー。ビザはこれがなかなかおいしくて、バクバク食べてしまった。陽気な店員さんがオーダーミスしていたので、ビールを1杯おごってくれた。これもラッキー。店を出るともう21時過ぎ。ちょうどいい感じでマンハッタンの夜景を見ることが出来た。ダンボで夜景を楽しんだ後、ブルックリン橋を渡る。しかし、入り口がなかなかわかわずに、公園のようなところの近くに階段があったようだが、それがわからず、かなり大回りして歩道に入る。20分ほどのロスか。歩道と自転車道がわかれているものの、どちらも幅が狭いので、とても危ない。猛スピードで走っている自転車もある。気をつけながらひたすら歩く。マンハッタンの夜景を見ながら、自転車通勤というのもおつなものだろう。金融街の夜景が中心なので、基本的に電気はよくついているが、時間が経つにつれて心なしか電機の数が減ってきた気がする。景気がいい頃だともっと明るかったのか、と思いながら歩く。下を走る道路がうるさいものの、なかなかのいい運動になった。45分ほどで歩ききる。


もう23時前だ。ここからホテルは近いので、そのまま帰ればラクだったのであるが、さらにエンパイアステートビルの夜景を見に行くことになった。タクシーを飛ばしてビルに着いたのが2315分頃。さすがに人も少ないかと思いきや、すごい長蛇の列。しかも、列がぐねぐねしているので、先が見えない。曲がってもうすぐと思ったら、まだ並んでいるし、さすがに気分がめいる。チケットをネットで買えるはずだったのだが、ネットの調子がおかしくて買えなかった。でも、チケットを持っている人でも並ばされているので、あまり関係なかったかも。結局、1時間以上も列に並びようやく上にあがったのが1時前。眠い目をこすりながら、夜景を見るが、さすがに素晴らしい。このあたりは不夜城なのか、明々と電気がついている。しこたま写真をとる。並んだのはきつかったが、見る価値は十分にある。2時にクローズされるのだが、そんなに遅くまで空いている理由がわかった気がする。130にビルをでて、そこからタクシーでホテルへ。もうクタクタだ。

この日はすごく欲張った。グランドセントラル、メットライフビル、5番街、ロックフェラーセンター、セントラルパーク、ダコタアパート、タイムズスクエア、スタテンアイランドフェリー(自由の女神)、ブルックリンダンボ、ブルックリン橋、エンパイアステートビルと、ニューヨークの主だった観光地はすべて回った感じだ。かなり堪能した。もう明日は休憩でもいいかと思う。そして、3時に就寝。

(左)ブルックリンダンボからマンハッタンを望む。 (中)ブルックリン橋を渡る途中。夜景がきれいだ。 (右)並んだかいがあった!?エンパイアからの夜景。


4日目(812日) ニューヨーク観光 ~2日目~
さすがに欲張った次の日はなかなか起きれない。ゆっくり寝たて起きたら12時だった。家族はもう準備万端。それでも15時に自由の女神のフェリーを予約しているので、あまり遠くにはいけない。そこでホテルの近くにある9.11メモリアルパークに向かう。2001911日、あのとき下関のホテルにいた。そろそろ出勤かと思っていたら、テレビ画面では信じられないような光景があった。まずはひとつめのビルに飛行機が突っ込んだ後で炎上しており、どうなっているんだと思っていたら2機目がもうひとつのビルに突っ込んだ。しかもテレビ中継中に。メラメラと煙を上げるワールドトレードセンタービル。すごいことになったと思っていたら、ビルがいきなり崩れ始めた。ビルのなかや近くにいる人たちは?と思うとぞっとした。3機目はワシントンのペンタゴンに、4期目はNYに引き返す途中で墜落と、4機を同時に乗っ取り、しかもビルに突っ込むなどとは、思いつかないようなテロだ。その衝撃はいまでも鮮明に覚えている。そんな話を子どもにしながら歩いていると、さすがに子どもも真剣に聞いている。今は2つあったビルには、下におちる噴水のようなものが作られている。慰霊の意味があるようだ。本当に痛ましい事件であった。

そしていよいよクライマックスの自由の女神。バッテリーパークに15時前につき、荷物検査をすませクルーズ船に乗り込む。スタテンアイランド行きのフェリーよりも一回り小さい感じ。10分ほどでリバティー島に到着。到着前は自由の女神近くで写真を撮る人が多い。スタテンアイランドフェリーと同様、自由の女神側に人が集まるので、船が傾いている。しかも安定感があまりない船のようなので、マジで転覆するかと思った。いつかは事故にならなければいいが。

リバティー島につくと、さっそく自由の女神にいく。事前に予約しておかないと自由の女神には上れないのだが、1週間前ぐらいの予約だったため、クラウン(王冠)までの予約は当然無理(3ヶ月前には売り切れるらしい)、台座部分をなんとか2つ確保した。しかし、家族4人のうち2人しかいけない。子どもたちを行かそうと決め、守衛さんのところにいくが、子どもだけか、といった顔をして知らん振りして4人通してくれた。ラッキー。下は博物館のようになっていて、本物のたいまつが展示している。そのほか歴史などの説明もあって興味深い。そして階段で台座まで上る。結構長い。息が切れるぐらいのところで到着。外にでると意外に高くて景色がいい。少し通路が狭いものの、四方の景色を楽しむ。昨日乗ったスタテンアイランド行きのフェリーも頻繁に通っている。何回周ったかわからないが、ぐるぐる回って景色を堪能、写真もしこたま撮る。一緒に上ってきた人たちがおり始めたので、ようやく降りることにした。クラウンまでいくエスカレーターや階段が見えるが、階段は狭い螺旋階段を上っていくようになっていた。

台座を下りてぐるっと周るが、そこからみる自由の女神もこれまたいい。天気が悪いのが残念であるが、それでもこれが夢にまで見た自由の女神だ。アメリカ横断ウルトラクイズでも出ていた自由の女神だ。ついにここまで来ることができた。何回写真を撮ってくれといわれたかわからないが、みなさん写真を撮っている。あらゆる方向から自由の女神を撮ってみる。ほほえましく、やさしくて、しかもきりっとしている顔は何ともいえない。彫刻家の母親がモデルというのも笑える。ここで雨が降ってきたので、みやげ物屋に少しだけ寄って帰ることにした。リバティー島で十分に満足したので、エリスアイランドにもフェリーが寄ったが、下りなかった。3時間近く、リバティー島の観光に費やしていた。バッテリーパークについたのがもう18時であった。

(左)曇天!雨が強くないだけましか。 (中)これが本物のたいまつだ。 (右)台座からマンハッタンを望む。


おなかがすいたので店によることにする。中華、日本食などがあるが、イマイチ入る気にならない。どうするかと思っていたが、ホテル近くにハンバーガー屋があるのを思い出し、そこに行くことにした。家族からもハンバーガーを食べたいと言われていた。すると大当たり。めちゃくちゃおいしい。アメリカにこんなにおいしい店があるのかと思うぐらい。初日の朝にいったハンバーガーがあまりにもまずかったので、そのギャップもあったのかもしれない。大満足でレストランを出るが、ホテルと同じビルで外にでずにホテルにいけた。外は大雨になっていたので、それも良かった。家族はそのまま部屋で休憩。私だけニューヨークにいる元会社の後輩に会いに行く。グランドセントラル近くのウェスティン1階のバーで待ち合わせだ。たまたま同じ会社からニューヨークにきていたメンバーも合流し、仕事の後の飲み会のようになってしまった。電車がなくなるので0時頃に解散したが、東京か大阪で飲んでいる感じで変だった。ここはニューヨークだと思い出し、家族の待つホテルへ。ニューヨークは十分に堪能した。もう思い残すことはない。明日からのバハマが楽しみになってきた。1時過ぎに就寝。


5日目(813日) ニューヨーク⇒バハマ(ナッソー)
バハマ行きの飛行機は早い。8:55出発だが、最近アメリカでのチェックは厳しいということで3時間前には行くことにした。そこで起きたのが4:20。ホテルを5時に出てニューアーク・リバティ空港(EWR)へ向かう。早朝なのでかなり早い。30分で着いた。ここはニュージャージー州である。530にチェックインするが、自動チェックをしても係員を呼べと出てくる。だいぶ長蛇の列になっているが、係員のおばちゃん、かなりいけてなくて、ほぼパニくっている。後ろの人が時間がないということで譲ってあげる。その次にようやく発券でき、荷物を預けることが出来た。そんなことがあったが、まだ6時前。イミグレも思っていたよりも厳しくなくて、すんなり空港に入れた。時間が早かったこともあるか。630にはすでに空港内に入っているので、搭乗まで2時間もある。少し早く来過ぎたか。まー、ユナイテッド航空はスターアライアンスだから、ラウンジも使えるし、ラウンジで2時間くつろぐ。簡単なパンがあったので、何枚か食べる。

ようやく830に搭乗案内があり、飛行機に乗りこんだ。しかし、これがまたなかなか動かない。睡眠時間が短かったので、いい睡眠時間になった。1時間ほど寝たか。それでもまだ動いていない。ようやく動くかと案内があったが、それでも動くのをやめている。おいおいと思いながらもウトウトする。結局11時過ぎに動き始めた。ようやくかと思ったけど、滑走路の前でまた止まっている。結局離陸が12時になった。なんてこった。空港で6時間もいたことになった。気分を入れ替えてバハマのことを考える。

(左)いけてない感じの自動チェックイン。 (中)ニューヨークをさようなら! (右)ついにバハマが見えてきた!ワクワク感がはんぱない。


飛行時間は約3時間。ひたすら南下だ。途中までアメリカ本土が見えていたが、途中から海だけになる。もしかして、ここは魔のバミューダ海域か、と思いながらも、景色を楽しむ。だんだんと美しさが増してくるのがいい。ナッソーはバハマでも真ん中のほうなので、島が見えてくるとそれはバハマだ。美しい島が見え始める。そして美しい海を見ながらついにニュープロビデンス島に着陸。期待が膨らむ。予定では12時に到着だったが、もう15時。仕方ない。思っていたより飛行機がとまっており、アメリカやヨーロッパからも飛んできている。リゾート地だ。イミグレも窓口の数は多いが、結構人が待っている。到着して1時間弱で外に出れた。すぐにタクシーを捕まえ、ホテルへ。空港から市街地に向かう道は海のそばを通っており、とても美しい。運転書さんといろいろと話しながら、ホテルへ向かう。バハマでのおいしい食事や、人気のスポーツ(なんとソフトボール!)、牛肉はほぼすべて輸入などの話をしていると、すぐにホテルに着いた。

パラダイスアイランドのアトランティスにしても良かったが、作り物のように思えてしまい、プライベートビーチがあるヒルトンにしていた。よってパラダイスアイランドを遠望する感じのホテルだ。ダウンタウンには近い。チェックインすると、高い階であるし、すぐに広いベランダに出れる部屋だし、いいところである。カリブ海クルーズの巨大な船が2隻停泊している。いいホテルである。

おなかがすいたので街に食事に出かける。狭い国だし、狭い街だし、歩けるだろうと思っていたが、かなり遠い。パラダイスアイランドの入り口に行くまでにもかなりの距離を歩いた。行きたいのはPoopDeckという人気の店。かなり歩き、ゴーストタウン化した場所も過ぎる。ホテルから1時間ほど歩いたか、ようやく着いた。結構島は広いと実感。

ヨットハーバー沿いにある店で、眺めがいい。海沿いのテラス席に案内された。いい席で疲れも吹っ飛ぶ。魚料理やチキン、パスタなどを頼むが、おいしい!おなかがすいていたこともあり、ガツガツ食べる。そして夕暮れの景色も楽しむ。大満足。素晴らしい島で、素晴らしい料理を食べ、幸せである。帰りは迷わずタクシーだが、結構車の量が多い。渋滞ではないが、道があまりないこともあって、山側の道をいく。車でも結構時間がかかったものである。ホテルにつくと、プールに行ってみて、その後プライベートビーチにいく。とても綺麗そうである。明日の滞在を楽しみにしながら、1時前に就寝。

(左)高級店から土産物屋までいろんな店が並ぶ。 (中)政府関係ビル。バハマの国旗の色がにくい。 (右)PoopDeckの席からの眺め。最高だ。


6日目(814日) バハマ(ナッソー)
この日は泳ぎ三昧。7:30には起きて8時からホテルで優雅に朝食。朝食会場から美しい海が見える。素晴らしい。そしていよいよプールと海。まずはプールに行く。そして海。水の美しさは半端ない。よく見ると魚も泳いでいる。あまり人間を怖がらないので、寄ってくる。しかも23匹ほど束になって。とてもかわいく、いつまでも遊ぶ。ビーチバレーなどもやるが、やっぱり海でのんびり泳ぐほうがいい。しこたま泳いだ。

昼食はホテルの前のマックにいき、買い物へ。おみやげなどを買って、ホテルからタクシーでパラダイスアイランドへ。ここではマリンスポーツができるということでいってみる。タクシーを降りると、いきなり客引きがいた。家族は幻滅。ジェットスキーやパラセイリングができると売り込んでくる。うっとうしいが、ジェットスキーはやりたかった。まずは、ゆっくりするといって、客引きを向こうにおいやる。サマーベッドがあったので、そこで寝ていると、それはその前にあるリウパレスパラダイスアイランドホテルに泊まっている人しか使っては駄目、とのこと。またバハマにくることがあっても、絶対このホテルには泊まらないと思った。そしてついにジェットスキーへ。思えばキーウェストでやって以来かもしれない。最初は慣れないので、エンジンが停止することもあったが、だんだんとスピードに慣れてくる。最高速度は80Kmは出るはずだ。これも最初は怖いが、慣れると気持ちいい。アクセル全快で走りまくる。後から思えばパラダンスアイランドを一周すればよかったと後悔。アトランティスまでは行ったものの、西の端にある灯台まで行けばよかった。家族は客引きにドン引きしたので、パラセイリングもやらず、ひたすら海で泳ぐ。しかし、ヒルトン前と違って、ジェットスキーでガソリンの匂いが強くて、あまり気持ちのいいものではない。あまり満足せずに終わることになってしまった。

19時前にホテルに帰る。気分直しにホテル前の海とプールで再度泳ぐ。しかし、朝とは何かが違う。そう、藻が増えているのだ。海草がこんなに多かったかな、というぐらい海が黒くなっていた。1時間弱で切り上げる。そして、夕飯に空港から送ってくれたタクシーの運ちゃんもオススメのTwinBrothersに行く。地元でもかなりの人気店。でもテーブルはあいていたので座れた。地元でとれた魚のフライやチキンフライなどでおなかを満たす。かなりいい味である。これも満足。ほんとにいいところだ。日本から近ければ、何回も来たいところである。この日はずっと泳ぎだったので、疲れ果てて、23時には就寝。

文句なしにきれいです!!ホテルのプライベートビーチ。


7日目(815日) バハマ(ナッソー)⇒マイアミ⇒ワシントン
8:30におきて朝食をとったあと、名残惜しくホテル前のビーチで遊ぶ。今日も美しすぎる。桟橋があったのでそこから見るとエメラルドグリーンとはこの色のことだと思うぐらい美しい。魚を探していたが、大群が浜辺近くを泳いでいた。それを追っていく。あー、海に入ってまた魚と泳ぎたい衝動にかられる。なくなく11時前にホテル発。

毎度の駆け足旅行であるが、バハマもわずか丸1日の滞在。それでも十分に堪能できたのでよかったのであるが、ホテルから空港へ送ってくれるタクシーの運ちゃんに、わずか2泊だというと、びっくりしていた。その人もよく話す人で、バハマで一番大きいアンドロス島出身のようだ。島が大きいけど人口はわずかだと言っていた。ほんとにいい滞在で、良かったよかったと言っていると、運ちゃんも喜んでくれた。

(左)ホテルのベランダから。ちょうどディズニー客船が入ってきた。 (中)この美しい海が名残惜しい。 (右)ホテルのベランダから。もう見納めだ。


ホテルから空港までは30分弱で到着。チェックインもイミグレも何の問題もなく通過。バハマからアメリカの場合には、アメリカ側で入国審査を行わないらしい。よって、バハマのなかにアメリカのイミグレがある。変わった感じだ。ここもそこそこ人が並んでいたが、30分ほどで通過。ほぼ定刻の13時過ぎに出発。バハマの美しい海がしばらく見える。こんな景色を見ると、とても名残惜しい。ナッソーがあるニュープロビデンス島を離れると、アンドロス島が見える。アンドロス島は、大きいがほんとに何もないことが上空からわかった。1本の道が荒野のようなところを走っていることだけがわかった。しばらく飛ぶとすぐにマイアミ。マイアミとバハマはとても近いことがわかる。マイアミ近辺はすごい雨が降っているようで、少し離れたところで豪雨になっていることが飛行機からわかった。着陸寸前ぐらいからすごい雨になってきた。下りて乗り継ぎするときに、大きな雷が鳴っていた。1時間しか乗り換え時間がないので、すぐに搭乗口に行く。しばらく待っていたが、なかなか搭乗が始まらない。するとアナウンスがあり、搭乗口が変更になったとか。いっせいにそちらの方に向かう。今後は待てども待てども搭乗アナウンスがない。それどころか搭乗口に係員すらいない。あーあ、長そうだと覚悟する。ようやく出発時間が案内され、なんと18時前。15時過ぎが定刻というのに、3時間も待たされることになった。次の便のほうが早いし。まー、仕方ない。時間がまだあるので、空港内の日本料理屋にいくことにした。寿司があるというので食べてみたが、これがまたおいしい。日本の味をほぼ実現している。飛行機は遅れたものの、これはこれで満足である。ようやく18時前に出発。ワシントン(DCA)には予定では17:40に到着だが、20:40着である。ビジネスマンらしき人も多かったが、出張の帰りで早足で帰っていく。ワシントンの空港は変わっており、空港を一度でたところで荷物をピックアップする。ピックアップして、この旅初めてのハーツでのレンタカー。バスに乗ってレンタカービルに行く。ハーツはゴールドメンバーなので、掲示板を確認してすぐに車にいける。念のため係員に確認するが、そのまま行っていいとのこと。ホテルまでは近いはずだし、すぐにいけると思ったが、それがまた迷う。しかも、とんでもなく変な方向にいっているのがわかった。しかも引き返せない。仕方なくiPhoneの地図機能を使って、ホテルを検索。グネグネとしながら繁華街を通りながらようやく到着。ホテルに着いたのが22:40。おそらくすっとくれば30分もかからないはずなのに。まー、仕方ない。バハマでののんびりがうそのように、ワシントンのホテルはあわただしく感じる。1:30に就寝。


8日目(816日) ワシントン観光
ついに最後の観光地。8時に起きる。レンタカーでどうやって周ろうかと思案しながらも、昨日までの疲れもあってホテルでダラダラ過ごす。結局、11:30ぐらいにホテルを出発。まずはホワイトハウスだ。土曜日だし、路上にも置けそうなので、近くの路上においてホワイトハウスへ。ここが世界の政治の中心と思えば興奮する。裏側をまず見て、その後表に回る。さすがに観光地だけあって、すごい人。心なしか中東風の人が多いのが気になった。そしてそのままワシントンモニュメントに向かう。ワシントンのシンボルである。建設が中断したころもあって途中から石の色が変わっているのが興味深い。しかし芝生もあって、とても気持ちが良い。おなかがすいたものの、アイスクリームを食べただけで車に戻る。次にリンカーン記念館近くの駐車場まで行く。

桜並木で有名な場所のそばにパーキングがある。桜が咲いていればとても美しいと思う。あまり綺麗な水ではないが湖があって、ジェファソン記念館が遠景で見えて雰囲気が良い。そこからまずはキング牧師記念碑に向かって歩く。気持ちいい~。途中、日本から桜を送ったを書いた看板がある。このあたりで座ってのんびりするのもいいかも。キング牧師の石造は力強い。周りを見ると黒人ばかりが目立つ。黒人からすると、神様以上の存在なのだろう。本名はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.)で、1929年から1968年まで牧師として生き抜いた。アフリカ系アメリカ人として人種差別などと戦い、数々の名言のなかでも「I Have a Dream」が有名である。名言はキング牧師増の後ろの壁にいくつか書かれている。

(左)いわずもがなのホワイトハウス。すごい人だ。 (中)ワシントンモニュメント。結構でかい。途中から色が違うのがよくわかる。 (右)キング牧師像。黒人の聖地である。


暑くなったので、その後ろの売店に入る。おみやげ少しと水を買うが、水はすぐに飲み干した。そしてついにリンカーン記念館だ。ここは是非行きたかったところだ。記念館に向かう途中、ウクライナの集団がいた。おそらくロシアと領地を争っているが、マレーシア航空が銃撃され墜落した事件も起きたが、そのようなことを言っていたのかもしれない。リンカーン記念館から見るワシントンモニュメントも素晴らしい。記念館に入るとどーんとリンカーンの像がある。力強くて、前を向いている目は活きている。アメリカの将来を思っての像のように感じられる。この像は、本当に素晴らしいと思う。すごい人がいるが、それでも写真をしこたま撮る。そして階段のところで涼む。これでほぼ満足である。

そして車に帰る途中で第二次世界大戦記念碑に立ち寄る。水がでているのであるが、暑いので水浴びしている人もいる。場所を考えると、そんなことをやっていいのか、と思ってしまう。そして、車で移動しながらFBIのビルを通る。前で止まってみてみるが、何の変哲もないビルでもある。5分ほどの停車であったが、注意された。FBIと書いたワッペンをつけた人も何人か歩いているのを見ると、気が引き締まる。そのまま国会議事堂へ向かう。前の駐車場に車を置き、議事堂近くへ。近くへ行くと、巨大さに圧倒される。しかも美しい。空の青さと白がマッチしている。日本の国会議事堂もどっしりと構えているが、アメリカもさすがに威圧感がある。

そして、次にスミソニアンに向かう。もちろん、航空宇宙だ。その前にお腹がすいたので、ホットドッグを食べる。何の変哲もないパンとウィンナーを乗せているだけであるが、お腹がすいているのでおいしく感じる。そしてスミソニアンへ。17:30閉館と書いているが、もう18時過ぎ。夏は延長されるとも書いているので、とりあえずいってみると、まだ空いていた。1階に月の石と帰還したアポロが展示されている。月の石は触れるが、触られすぎているのかツルツル。これが?と思う感じ。そして、ライト兄弟、アポロ計画などがある。飛行することから始まり月まで。見所満載。命を覚悟して月に行ったアポロの乗組員、そして事故により帰らぬ人となった人たち。とても感慨深いものがある。いつまでも見ていたいところであるが、20時ぐらいに突然閉館の館内放送が流れた。それからは早い。係員が追い出すように、出ろと言ってくる。確かに、かなりオーバーして見させてくれているので仕方ない。しかも、半端ない満足感であった。最後に月の石を触ってでる。こんなスミソニアン博物館がタダなんて、アメリカの懐の深さはすごいと思う。7億ドル以上の国家予算を使っているというから驚きである。あとは寄付や販売ということなので、少しでも多くおみやげを買いたかったものであるが時間切れで残念であった(結局、空港で買えた)。

(左)リンカーン像。この像は傑作である! (中)春なら桜で綺麗であろう。 (右)空の青さが美しい。国会議事堂。


かなり満足であったが、もう1箇所見たい場所があった。それがペンタゴンだ。国防省なのでどこまでいけるか不安ながら、行ってみた。すると、近くまでいくものの、なぜか物々しさを感じる。警備員もいるようだ。そしてペンタゴンが見える駐車場にいってみるが、パトカーが正面向いてとまっていた。すぐにUターン。せめて一服でもと思い、道端に車を停めていると、違うパトカーがやってきて、何か助けることはないか?と言っている。はいはい、早く立ち去ればいいんでしょ、ということで、すぐに立ち去った。昼間は見学ツアーもあるのかもしれないが、もう20時過ぎだし、不審者を思われてもいけないので、ペンタゴンの重々しい建物の一部だけを見て帰ることにした。高速がすぐに通っているので、川を渡るとすぐにワシントンモニュメントだ。ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港はペンタゴンの近くなので、昨夜、かなり迷ったことが不思議である。ホテル近くまで30分もかからないぐらいで着いた。

最後の夜である。近くにアダムス・モーガンという繁華街があるので、そこで食事をすることにした。しかし、パブなどはあるが、いいレストランはない。若者の街なので、飲み屋と、メキシコなどの中南米系の料理屋も多い。しばらく歩く。すると、いい感じのレストランがあった。そこに入ることにする。ここはかなり本格的なレストランである。あまりメニューがわからなかったが、海鮮やパスタ、肉などを頼む。味はなかなかいける。最後の夜にふさわしい食事であった。思う存分、楽しんだ。もう、やり残したことはない。今回もとても楽しい旅行であった。さー、次はどこに行こうかな、と考える。カリブ海ははまりそうなので、来年もカリブにしようかな。1時前に就寝

(左)ライト兄弟のコーナー。 (中)アポロ特集のコーナーは見ごたえ十分。 (右)旅も終わりである。ワシントンは意外にも素敵な都市であった。


910日目(81718日) ワシントン⇒成田⇒大阪

もう帰るだけ。7:30に起きて9時に出発。日本への飛行機は、かなり離れたダレス(Dulles)空港だ。iPhoneでナビをセットして走る。走り始めたときに、ホテルで作っていたコーヒーが思いっきりこぼれる。そして、ズボンがべちゃべちゃになる。最悪。運転は順調である。道も広くて、何の問題もなくダレスに到着。ホテルから1時間弱。10時過ぎには空港につき、11時にはチェックインしてイミグレ通過。今回はアメリカの入出国でそれほど時間がかからなかった。時間があるので、空港内でチョコレートやTシャツなどのおみやげを買う。ルフトハンザラウンジでのんびりして、定刻より少し遅れて搭乗。スミソニアンショップで最後に買っていたら、一番最後に乗り込むことになった。チェックインカウンターで発券してくれたおにいちゃんが、ミスター!と言って名前を呼んでくれた。笑顔で返す。12:20定刻のところ、12:45に出発。アメリカとバハマのたくさんの思い出をつんで日本へ。最近、ヨーロッパからシベリア経由に慣れていたが、アメリカ西海岸から日本というのもひたすら長い。五大湖、カナダ北部、アラスカ、ベーリング海、カムチャッカ半島東を通り、ようやく北方4島ときて、東北を沿いながら成田へ。14時間近く飛行機のエコノミーに乗っていると、確かに症候群にもなるわな、と思う。ま、無事に帰れてよかった。成田から羽田までのバスが疲れを助長するが、大阪の家に20時に帰宅。今回はかなり早く感じたが、充実していた。さー、来年も行くぞ!


~完~


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