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緑の国・ニュージーランド(北島)

【はじめに】
2024年の退職後の期間を利用して、いろんな国に行く計画を立てていた。アメリカはもちろん、ヨルダン、サウジアラビアの中東も行く気満々だった。
しかし、残念なことにイスラエルとハマスの半ば戦争のような、一方的な殺戮のような自体が生じ、イランまで巻き込んでの中東地区がかなり危険な状態になった。
JALでドーハ経由でアンマンまで予約していたものの、アンマン便がキャンセルになったとのことで、ヨルダンは断念。同時にサウジアラビアも断念。
あきこと一緒に行く予定だったので、急遽、行先を変更し、ニュージーランドにした。旅行主任の勉強中にニュージーランドのクック山やいくつかの湖などが出てきて、ここだ!と閃いた。
だいきがジョージアにいるので、そっちも候補にあがったが、6月に行ったし、そもそも行きにくい。
せっかくなので、北島と南島に分けていこうと思っていたが、今回の北島で行ったことで、南島はもっと季節のいい1月か2月にいつか行くことにして、予約していたJALもキャンセルした。
12月上旬に南島の計画だったので、11月のあきことの旅行は北島としていたが、南島は今後にお預けだ。ということで、北島を満喫。
その後、シドニーで1泊したが、やっぱりシドニーは美しい街と港である。しかもかなり暖かい。ニュージーランドもこのぐらい暖かければよかったのだが・・・

【旅程】

JALのマイルをためるので、直行便があるシドニーかメルボルン経由でNZ入りとなる。いろんなコースが考えられるが、シドニーも行きたいというので、行きはメルボルン、帰りはシドニーからというルートになった。
オーストラリアからニュージーランドには多くの便がある。オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンと多様であり、InとOutを検討しやすい。

20241118日(月) 芝浦マンション⇒日暮里→成田⇒
11月19日(火) ⇒メルボルン⇒ウェリントン(市内散策) Capital View Moter Inn泊(安い!)
11月20日(水) ウェリントン(おじいさん自転車転倒事件)⇒エグモント国立公園(Taranaki山:2,518m)Platinum Lodge
11月21日(木) エグモント国立公園⇒タウポ湖⇒ロトルア  Pointy Bird(民家の一棟借:少し高かったか)
11月22日(金) ロトルア(Hamurana・Waiotapu・Te Puia)⇒Whitianga The Oceanside Motel泊
1123日(土) Whitianga⇒オークランド⇒シドニ  Pier One シドニーハーバー泊(ここで6万円、シドニーバブりすぎ)
1124日(日) シドニー⇒羽田⇒伊丹⇒阿倍野の家 
写真はロトルア
【走行距離・ガソリン代】
走行距離は1,293km。だいぶ走った感じがしていたが、さほど走れていない。やっぱり道が狭いからだろう。
ガスは代は14,502円とかなり安かった。ディーゼル車だったのだが、リッター15.3km走る車だったのもある。1リットル日本円で173円ぐらい。ロトルアが最も安くて1リットル157円。


【旅行記】
期待が大きかったからか、なぜか落胆的な気分ではある。もちろん、素晴らしい国だし観光としては素晴らしいと思う。

まずは天気。4日間、北島にいて、晴れたのは1日だけ。ウェリントンからエグモント山あたりまでは、風がかなり強かった。そして、雨もかなり降っていた。これだけ緑が多い国なので、そりゃ雨もかなり降るだろう。
ロトルアにいるときだけ晴れて観光としてはかなり良かった。日中は半袖でもいいぐらいの気候であった。ただ、夜はかなり寒くて、ロトルアの宿では震えていた。
ロトルアも夕方になると少し風が出てきたし、オークランドも曇天と小雨ということもあったのだろうが、風が吹いていた。風がかなりある国なのだろうか。確かに、クック海峡は風でかなり荒れることで有名ではある。
最終日もオークランドに泊まらずに、海沿いに行きたいと思い、少し遠回りしてオークランドの東側にある海岸線に宿泊した。目の前がビーチで素晴らしいモーテルだったのだが、いかんせん曇天。
晴れていたらとても美しい海岸だっただろう。
オークランドまで2時間ぐらいかかるので、それならオークランド近くで泊まればよかったと、少し後悔。

あと、人はいい人ばかりだが、2日目にウェリントンで自転車を倒した、というか、勝手に倒れたおじいさんの院所が強い。湊近くで道が狭く、前の車がバックしそうだったので、少しバックした。
すると、後ろでおじいさんが自転車乗っていて、あたっていないのだが、自らこけて、少し手を擦っていた。最初、当たったのかと思っていたが、自らこけたみたいだ。
ほぼ親切心で、水で洗ってあげて絆創膏を張ってあげたのに、「何故、バックしたんだ、見てなかったのか」ばかり。挙句に車の写真まで撮っていた。さすがに強い口調で、何してるんだ、と言い返した。
そもそも、かなり背の高い自転車で、おじいさんの背に合っていないのだ。そんなんで乗っていたら、そりゃコケるでしょ。
とはいえ、それ以外に会ったみなさんは、とても愛想がよく親切な方が多かったのだが、自転車おじいさんだけでなんとなく印象が悪いか。
のんびりいているのか、ガソリンスタンドでガスを入れて店で金を払うのだが、ガスを入れるところに車を置いて金払う人も多かった。効率悪いなー。

車も●kmを運転したのだが、いかんせん道が狭い。幹線道路である1号線だけは2から3車線あるのだが、それ以外はほぼ1車線。2号線ですら。ときたま追い越し車線があるぐらい。
人口もそれほど多くないので、道もそれほどいらないのだろうけど、観光国であり各地を回る人が多いのだから、もう少し道が整備されていたもいいと思った。
神経を使う道が多かったのは事実である。羊や牛が放牧されているので、それを身ながらのんびり運転もいいのであるが、以外にひとつひとつの観光地が遠いので、時間はかかる。

あと、煙草に厳しいと聞いていたのだが、国に入ってしまうと、ウェリントンの街の真ん中で平気で吸っている人もいるぐらいで、さほど厳しさは感じなかった。
ただ、入国時に申告していたのだが、免税が50本なので、150本オーバーしていたのだが、それで2万円ほど取られた。高いとは思っていたが、これほどまでとは。1本あたり133円か。
最後のオークランドの空港では、なんと喫煙コーナーがイミグレを通過した後にあるではないか!なんとも方針が一環しない感じもした。

ということで、いろいろと考えて12月の南島への旅行はキャンセルすることに決めて、さきほどオークランドの空港でとりあえずJALをキャンセルした。
その週は英語をラストスパートでやろうか、もしくは、台湾に行こうか。アジアというのはかなり安心感があるが、NZ行く予定だった次の週はシンガポールとブルネイにした。ブルネイでちょうど110ヵ国目。
退職後の半年間、空けていた期間はあと1カ月だ。すべてやりきると思ってやってきた。旅行はクウェートから始まり、バーレーン、コーカサス地方、そしてイギリス・ナミビア・ケニアの後にメキシコ。
9月からはナバホ研究でアメリカ2回、10月末は旅行主任の試験、そしてまたスタンドバイミーとナバホ研究でまた2回アメリカで、今回のニュージーランドだ。
残すところ、台湾?、シンガポール・ブルネイ、最後のアメリカだ。満喫~。TOEICも何とか840までは上げてきたが、何とか900点に到達したい!


1・2日目 日本⇒ウェリントン
帰国後すぐににしやまさんで大腸検査をするので、流動食を持ってきていた。流動食は液体になるみたいで、機内持ち込みダメと言われ、それだけ預けることになった。
メルボルンでピックアップと言われたので、わざわざ荷物とこまで出たのに、出てこず。結局、ウェリントンで受け取れたのだが。
ま、メルボルンで外に出て煙草が据えたので良かったのだが。
ウェリントンについて入国検査はすぐなのだが、荷物検査がさすがに厳しい。流動食は何とかOKになったが、たばこを申告していたので、上記の通り高額の税を取られる。
気分を取り直し、ハーツで車を借りて街に行くが、とにかく強風。海岸線も美しいのだが、強風で長くは外に入れない。すぐにホテルに行く。ホテルは見た目は古いが、中はとても美しかった。
街歩きするが、ウェリントンは首都なのにかなりコンパクト。3時間ほどですべて回れた感じ。ケーブルカーにも乗れた。


(左)国会議事堂は要塞のようである。 (中)意外に楽しかったケーブルカー。屋島を思い出す。 (右)ウェルカムゲート2日目の朝は晴れていて気持ちよかった。風は強かったが。自転車事故現場近く。


3日目 ウェリントン⇒エグモント山
今回の旅で最も楽しみにしていた場所であったのだが、エグモント山は雨やら雲で見ることができず・・・、残念だ。
ウェリントンから1号線から始まり、ひたすら北西部に向かう。とにかく風が強い。天気は晴れたり曇ったりではあったが。
ただ、宿は山のふもとにしていたが、とても素晴らしい宿だった。奥さんのホスピタリティが最高で、細かな心配りが素晴らしい。

(左)途中で見えてきた海。北島の南西部になる。 (中)ホテルの部屋が素晴らしい!ベッドからTaranaki山が見える。 (右)残念ながら雲がかかっているが、それでも美しい。


4日目 エグモント山⇒タウポ湖⇒ロトルア
この日はほぼ移動であるし、ほぼ雨だったので見どころなし。にしやまさんの薬を飲み始めたからか、おなかの調子が悪くなり、久しぶりに野原でやってしまった。

(左)朝は山の代わりに美しい虹! (中)車で行けるところまで行ったが、すごい雨風。かろうじて頂上付近が見えた。 (右)ロトルアに向かう途中で見えたTaranaki山。ここからも美しかった。


(左)タウポ湖到着。曇りなのか晴なのか、風が強すぎて目まぐるしく天気が変わる感じ。晴れたら青い湖でとても美しい。港があってお奥のヨットが停泊していた。優雅である。
(右)Huka Falls。タウポ湖から6kmぐらいで10分ぐらいで行ける。滝ではなく、どっちかと言うと急流。美しい水が轟音立てて流れていくのは圧巻である。


5日目 ロトルア⇒Whitianga
観光らしい観光をしたのはいこの日だけだったかも。自然に癒され、ぐつぐつ湧いている温泉やら間欠泉やら。ロトルアの真骨頂か。

(左)一軒家タイプの宿。とにかく夜は寒かった。ここで4万円は少し高かったかな。
(中・右)宿のすぐ近くにあるHamurana Springs Natural Park。まさに癒しの空間。このOak?の木が素晴らしい。屋久島的な雰囲気である。川沿いを歩くととても気持ちいい。横にゴルフ場がある。



(左)Waiotapu Thermal Wonderland。これぞロトルア!ぐつぐつと湧き出す温泉やらガスやら。まさに別府の地獄めぐりである。特にこのアーティスト・パレットとあったが、色が変化するChampagne Poolは圧巻。
(中)Champagne Poolから流れ出た水がここにせき止められ、ミネラルが入ったことでこんな色になったようだ。PHレベルが2で、強い酸性(acidic)を作っていると案内があったが、意味わからず。
(右)Te Puiaの間欠泉。ロトルアといえばやはりここだろう。常に勢いよく吹き上がる間欠泉は圧巻。地球にとってみればすかしっ屁みたいなものだろうが、地球を感じれる場所でもあった。


6、7日目 Whitianga⇒オークランド⇒シドニー⇒日本
6日以降は移動。Whitiangaは遠浅の海岸線で美しいのだろうが、あいにくの曇天。ただ、近所の人たちが海岸線を散歩したり、犬と戯れたりとかなり平和的で裕福な感じ。
オークランドに行く間もずっと曇天で、空港に着いた時はかなりの風も吹いていた。少し晴れ間もあったが、基本的に曇天だったか。
シドニーに着いた時、20度あり、最終日は28度ぐらいまで上がる予想だったので、かなりのギャップを感じた。シドニーに連泊してもよかったと思ったぐらい。
なんだかんだでなんとか日本に到着。帰りのJALも快適であったが、羽田から伊丹はANAを利用。やっぱりダイヤモンド会員はいいのだけど、来年からJALのさくらラウンジを使うのだ!


(左)Whitiangaのモーテルから美しい海岸を眺める予定だったのに、あいにくの曇天でした。
(中・右)やっぱりシドニーは美しい街である。土曜でもあったのですごい人。オペラハウスもハーバーブリッジも相変わらず美しかった。
夕食はパークハイアットにしたが、ここで泊まるとなんと19万円。ベランダがあって、オペラハウスとハーバーブリッジが見れるから、これだけ高くても仕方ないか。泊まる気はしないけど。

さー、12月は台湾、シンガポールとブルネイ、そして最後の締めでレイチェルとモニュメントバレーを楽しむぞ!

~完~