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とにかく暖かいところでのんびり

【はじめに】
2024年の退職後の期間を利用して、いろんな国に行く計画を立てていたなかのひとつ。
先週は台湾に行っていたが、今週はシンガポールとブルネイ。アジアは近くていい。シンガポールは遠いと言っても7時間弱で到着だ。深夜便だったので寝ていれば到着する。
最初はUAEのアブダビに行きたいと思っていたが、中東は避けたほうがいいかと思って、近くの暖かい場所にしようと思った。台湾、フィリピン、シンガポール、マレーシアなどを考えた。
でもやっぱり好きな街であるシンガポールがいいかと思って、まず決めた。中華街でおいしい食事をしたいと思ったのもある。マーライオンを見てフルートンホテルでカフェを楽しむのは必須。
ホテルがなかなかいいところがなかったけど、最初、予約していたところはマーライオンからかなり遠いのでやめて、Swissホテルにした。
マーライオンに近くて、また高層階でありながら、ベランダ付きとあったので、マリーナベイサンズの夜警も楽しむことができそう。そこにした。台湾で予約変更したのである。
ブルネイはホテルを探していると、まず見つけたのがラディソンホテルで、評価も高いし、他にいいホテルもなさそうだったので、そこに決めた。
街の中にあるので景色はいまいちではあるが、モスクやブルネイ川に行くにはとても近い。空港からの運転手がやたら海岸沿いのThe Empire Bruneiだ。
Bookingで見てみると、ラディソンホテルが2万円弱に対して、エンパイアは4万円弱もするので、相当高い。しかもリゾートホテルなので、1人で泊まるにはもったいない。
家族で来ることがあれば、そこに泊まることにしよう。エンパイアホテルは、世界に2つしかない7つ星ホテルらしい。それにしては値段は安いかも。


【旅程】
シンガポールは何便でもある。日曜に実年リーグがあったので、その夜からでも行けると思い、とりあえず羽田発のJALにした。関空からはワンワールドでは直行便がない。
夕方に実年リーグが終わり、とりあえず風呂に入り、ファミコンウォーズをやった後、バタバタと阿倍野を出発。羽田が0:10発なので、乗り込んですぐに寝てしまっていた。
ま、何にしてもアジアは近いので、気軽である。

2024128日(日) 阿倍野自宅⇒天王寺⇒伊丹空港⇒羽田⇒
12月9日(月) ⇒シンガポール・チャンギ空港⇒ブルネイ(ダルエスサラーム)
       チェックインの後、ブルネイ川ボート周遊、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク、

       ロイヤルガレリア                           Radisson Hotel
12月10日(火) ブルネイ⇒シンガポール(中華街で夕食(青島ビール・焼きそば・餃子)・夜のマーライオン) 
                                  Seissotel The Stamford SIngapore泊
2月11日(水) シンガポール(ホテルでのんびり・フルートンホテルでカフェ・マーライオン) 
                                  Seissotel The Stamford SIngapore泊
 
12月12日(木) シンガポール⇒成田⇒芝浦マンション 夜は水谷さんとかおりひめ
写真は●

【シンガポールまとめ】
そういえば、シンガポールのページを作っていなかった。これだけ何度も来ているのに。そこで以下にまとめてみた。
1)2007年10月 南アフリカへ新パートナー研修の乗り換えで立ち寄る(帰りにマーライオンに行ったぽい)
2)2008年8月 家族でオーストラリア行く拠点で行くときに立ち寄る。わずか2時間のトランジットで。このときはマリーナベイサンズは建設中。
3)2013年11月 初めてのバングラデシュ渡航の帰りに。マーライオン散策、Fullertonホテルで朝食・マリーナベイサンズでカジノ・ラッフルズホテルに寄る。香野さんも一緒だったか。その後、マレーシアへ。
4)2014年8月 バングラデシュ2回目の渡航の後の経由地。帰りに立ち寄る。バングラデシュ業務がほぼ決まりそうで、マーライオンを見てFullertonホテルのカフェで至福のひととき。
5)2014年11月 バングラデシュ3回目渡航の後に立ち寄る(行きは香港経由)。
行きは香港島で海を見て、帰りはFullertonホテルに泊まる。マーライオンあたりを散策。行政経営推進室予算が承認された次の日に渡航!
6)2016年8月 シンガポールでアジアパシフィックの研修参加(きむけんに言われて)。行きにラオスに寄る。研修はずっと英語でかなりへとへと。この頃はTOEICも700点ぐらいだったのでそりゃそうか。
7)2018年8月 家族でシンガポールとビンタン島。こんな近くにいい島があったなんて。早朝にマーライオンを見に行ったか。帰りは3人は早くに帰り、1人で中華街に行っている。
8)2018年10月 バングラデシュ7回目の渡航の帰り(行きはバンコク経由)。中華街・フルートンホテル・マーライオンの黄金の3か所に立ち寄る。
9)2018年12月 バングラデシュ8回目の渡航の行き(帰りはバンコク経由)。特に街には行っていないと思われる。
10)2019年1月~2月 バングラデシュ9回目の渡航の往復。帰りにマーライオンとフルートンホテルで朝食。
11)2019年4月~5月 バングラデシュ11回目の渡航の往復。帰りにマーライオンとフルートンホテルでカフェ(米谷と)した後にパプアニューギニアへ。その帰りも寄ったので3回シンガポールを利用している。
12)2019年10月 バングラデシュ13回目の渡航の行き(帰りはバンコク)。街には行っていないと思われる。
13)2020年1月 バングラデシュ15回目の渡航で最後の渡航(コロナで行けなくなった)。行きだけシンガポール(帰りはバンコク)。街には行っていないと思われる。
14)2022年3月~4月 マラウイ・ルワンダに行く経由地(コロナ後、初の海外)。このときは飛行機の便があまりなく9時間ほどチャンギ空港で待った。ヨハネスブルクでも6時間ぐらい待ったかな。
15)2023年8月 モルディブの往復で利用。行きはシンガポールで2泊して、マーライオン・フルトンホテル・BACHEコーヒー(Orchard)・Buginのサルタンモスク・マリーナベイサンズ(カジノ)・ガーデンズショーを楽しむ。泊まりはGarden Pod at Gardens by the Bay泊(植物園の中)
16)2024年12月 シンガポールメインで初かも。ブルネイも楽しむ。退職期間の最後から2番目の旅行!ブルネイはのんびりして良かった。シンガポールはさすが、街歩きしていて楽しい。

こうやってみるとかなりシンガポールを経由しているが、泊まったのはフルートンホテルと植物園のホテルだけか。2014年11月以来、2016年8月の合宿と2023年しか泊まっていなかった。
経由地ばかりで使っている感じだが、のんびりと来たい場所である。

2018年8月

(左)ビンタン島に行く前の早朝。(中・右)家族3人が帰った後に、ひとりで中華街とマーライオンへ。

2018年10月

バングラデシュ渡航後に。マーライオンとフルートンホテルの黄金コース

2019年5月

マーライオン行ったはずだが写真がない。パプアニューギニア行く前と後の喫煙コーナーぐらいの写真しかない、しかも同じアングル(笑)。第1ターミナルの滝ができたときだったような気がする。

2019年10月

こんな喫煙コーナーあったかな?ひまわりがとても綺麗な喫煙コーナーでした。デロイトの宣伝も搭乗ゲートで発見したとき。

2023年8月
このときは初めてて言っていいほど、しっかりと周った。地下鉄もクレジットカードで乗れるので便利で、かなり使った。

ホテルの前景。細長い形だけど1階と2階が使えた。マーライオンとフルートンホテルも定番。


モロッコのコーヒー屋で、アジアではシンガポールにしか店舗がないというBachaコーヒー。おしゃれである。あとはイスラム街とマリーナベイサンズのカジノ。


マリーナベイサンズからの夕陽は美しい。植物園も初めて行ったが、夜のネオンショーがなかなか良かった。多くの人が来るわけである。
シンガポールのマリーナベイサンズあたりの開発は大成功と感じたときであった。2007年や2008年頃はマーライオンは海に向かって水を吐いているだけで、がっかり観光地とも言われていたのに、今やすごい人である。

2024年12月
1年ぶりのシンガポール。スマートシティだけあって、イミグレも完全に自動化。まずは、パスポート情報や滞在先などを端末で登録して、自動化ゲートを通過するだけ。めちゃ早い。さすがである。

(左)Swissotelに泊まったからには、次からもこの角度でいこ。(中左)定番のこれもいい。(中右)フルートンホテルを入れてのアングルもいい。全部いいか。(右)今日も美しいホテルでした。


Swissotelからの眺め。最高すぎる。


【旅行記】
12月8日(日)
この日は実年リーグ。堀江さんが監督になって、そして角方さんがコーチ、金田さんがキャプテン、俺が副キャプテンになって初めての試合だ。堀江さんはなかなかなごむ人である。
最初は審判だったので、記録をつけながらいろいろと話す。悩んでいる感じが面白い。そして、なんとサードに返り咲き、そして4番と言われた。期待されているところはありがたいことだ。
サードは久しぶりだったけど、バント処理が難しかったものの、難しいフライもなんとか取れたし、まーまーだったかも。打ってもDMDからセンター前ヒットを2本。まずまずか。
気分良くしながら、夕方に自宅に帰り風呂入ってファミコンウォーズして、バタバタと出発。19時前に阿倍野の家を出発して、伊丹が2015発の飛行機。羽田に2130について国際線へ。
夜遅くの便もかなりある。窓口行くのが面倒だったので、オンラインチェックインして中に入る。すると、さくらラウンジでこのバーコードはA4用紙でのアウトプット想定なので、と読めないとのこと。
紙のボーディングパスを出してもらって中に入る。カレーはいつもながらイマイチなのだが、他のものが充実していて、おなかがいっぱいになる。あべのでハッシュドビーフは少し食べていたのだが。
さくらラウンジで1時間半ほどいるが、まだステータスが低いので、ラウンジがかなり遠い。しかも搭乗口が反対の一番端っこ。かなり歩いた。
少し小さめの飛行機なのでビジネスも6列だ。なんとなく狭い感じがする。とはいえ、かなり眠いので出発したら、すぐに寝ていた。

12月9日(月)
起きたら日本時間の6時なので、出発が0時30分だったから、5時間ぐらいは寝たか。それを見計らってCAさんが朝食の和食を持ってきてくれた。まだかなり眠いがなんとか食べる。
シンガポールに着くまではうとうと。チャンギにはほぼ定刻通りについた。喫煙コーナーを探すが、なかなかない。もしかして数が減ったのかもしれない。
ターミナル1のところで吸って、ブルネイ行きをチェックすると、ターミナル2になっていた。シャトルに乗るが、結局、引き返す感じ。チャンギはターミナル1から3は繋がっているのでその気になれば歩けるのだ。
ターミナル2の搭乗口に行くがまだ早い。しかも、ターミナル2の喫煙コーナーが見当たらない。結局、ターミナル1まで歩いて引き返して、同じところで吸う羽目に。かなり歩いたか。

ブルネイ行きのシンガポール航空は小さい飛行機だ。6列である。窓際が良かったのでほぼ一番後ろの席になった。でも途中うとうとしながらも、暑そうな外の景色を楽しむ。
朝食もエッグを選んだが、ソーセージも入っていて旨い。ただ、エッグの味が少し濃かったか。そうこうしているうちに2時間なのでボルネオ島が見えてきた。かなり興奮してくる。
やはり初めての国というのは興奮するものだ。ブルネイで110ヵ国目になるのだが、いわばキリのいい記念すべき国ではある。
到着するとブルネイ航空が3機ほどとまっているだけなので、地方の空港のような感じ。ただ、ブルネイ航空はロンドンや成田まで飛ばしているのは知らなかった。
イミグレで並ぶが、最初、並んだところはビザが必要なので、そっちに行けと言われる。ビザは不要でしょ?と行っても向こう行けと。で、そっちのカウンターでは女性が優しく対応してくれた。ビザは何だったのだ?
30分で外に出れてたばこ吸う。暖かい!ウーバーを見ようとすると、この国はやっていないのか繋がらない。近くにタクシーがあったから、それに乗り込む。
日本人に慣れているようで、いろいろと話しかけてくる。上にも書いたけど、やたらエンパイアホテルを進めてくる運転手だった。見に行ってもいいのだが、街歩きしたいからパスした。

ラディソンホテルには荷物だけおいて散策と思っていたけど、12時過ぎでチェックインできた。結構、空いているのだろう。フロントものんびりした感じだし。
部屋が綺麗でテンションあがる。ラディソンはセネガルで使って以来かもだけど、セネガルは苦い思い出しかないかな。そのときに行ったガンビアの地図が、後でいくロイヤルガレリアにあったのはびっくりした。
少し部屋で休んで街歩き開始。まずは、ホテル近くのロイヤルガレリアへ。すると現金しかダメと言われたので、銀行に行くことにした。街がコンパクトでいい。すぐにいろいろとある。
とても綺麗な銀行で100ドルだけおろす。あまりレート知らないままだったが、1ブルネイドルが110円ぐらいなので、いいレートではある。
そこからブルネイ川が近かったので行ってみる。写真を撮っていると、ボートに乗ったお兄さんがボートに乗らないか、と言ってくる。予定になかったが、これはいいと思って乗り込む。
日本語の単語はいくつか知っている人で、とても気さくで気に入った。川をずっと周ってくれる。水上にある家は5万戸近くあると書いてあったが、その通りだ。
なかなか楽しいクルーズである。マングローブのようなところも周るし、水上の家々の中を通ってくれたりする。満足度が高いものであった。
事前は20ドルでいいと言われていたが、チップ含めて30ドル渡した。彼はウルディンと言っていたと思うが、子供が二人で10歳ぐらいの子で、水上の家に4人で住んでいるそうだ。
とても愛想がよくて、感じがいい。さっきのタクシーの運転手もそうだが、とてもいい人が多い印象になった。


こんな感じで桟橋がいたるところにある。家々を抜けるとこの橋が見えてくる。Raja Istari Pengiran Anak Hajah Saleha Bridgeという名前らしい。こっちの固有名詞はとても長い。ウルディンと。ノリがいい。


気分良くしてウルディンにお別れをして、メインと思っていたスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクへ行く。川からすぐそこだし、見えているので近い。
近くにいくと白くてとても美しい。タージマハルを思わせるような建物である。前国王によって建てられた豊かさを象徴するモスクらしい。黄金に水晶をあいらい大理石をほどこした建物は圧巻である。
しかも、中がとても美しい。特に天井の円形のドームは見とれる。中に入るときは靴を脱がないといけないし、コートのようなものを着ろ、と言われた。
中を堪能した後、モスクの周りを1周してみる。いろんな角度から見てもとても美しい。いいものを作ったものである。

そのあとニューモスクに行こうかと思っていたが、歩いて45分ぐらいかかるらしく、かつ、タクシーのなかから見えたモスクである。明日、空港行くときにじっくり見ることにした。
再度、お気に入りの川沿いへ。売店で水と小腹がすいていたのでピーナッツを買い、川沿いで食べる。何とも気持ちのいい時間だろうか。お気に入りの場所に追加だ。
今後、ゆっくりするなら、ここにきてのんびり川を見たいと思える場所であった。
昨日のソフトボールでかなり疲れていたこともあり、ロイヤルガレリアに寄ってホテルに帰ることにした。
ロイヤルガレリアは歴代国王の豪華絢爛な家具などを展示している博物館である。なかには豪華そうな椅子があったが、その前には守衛が2人もついていた。
不思議なのは、もっていたデジカメでの撮影はダメだが、iPhoneの写真はOKとのこと。その違いがよくわからなかった。iPhoneで撮って拡散してほしいのか?
豪華な品々を身ながらも、説明書きがとても簡単なので、あまりよくわからなかった。現地の言葉(英語っぽいけど、英語でない)でも書いているので併記はしているのであるが。
そこで、ガンビアの地図を発見。バンジュールに行きたくてフェリーを待っていたが、待っても待ってもフェリーに乗れず、後ろの車に怒られ抜かれみたいな。沈没しそうな船だったけど。
ダカールまで引き返して、再度、ラディソンホテルに泊まったな。それも今ではいい思い出か。そんなことを思い出していた。


スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク。外観も中もとても美しい。右がロイヤルガレリア。重厚な作りである。

飛行機であまり寝ていないこともあるし、日本が6~7度ぐらいのところ、ここは30度もあって、気温差もある。だいぶ疲れてきたので、ホテルに帰る。
13時過ぎに観光に出発して16時過ぎにはホテルに帰ってきたので、わずか3時間ぐらいか。それだけ市街地がこじんまりしているということか。車はまーまー走っているのであるが。日本車が多い。
そういえば、ボートでもYamahaのエンジンを使っているがとてもいい、と言っていた。ブルネイではヤマハのモーターを使っている人が多いそうだ。
そう思えば、ボートで川を周遊できたのは、とてもいい思い出になったな。あれが一番よかったかも。水上の暮らしが垣間見れたし。
ホテルに帰って、シンガポールに行ったのが何回か気になったので、調べていたら夜になっていた。上記の通りシンガポールは16回目なのね。
明日は12時の飛行機でシンガポールだ。スイスホテルなので楽しみ、しかも上層階のハズ。景色を堪能したい。今日は疲れたから、早く寝よ。


ブルネイ川沿いは綺麗に整備されている。ここでのんびりするのもいいだろう。少し暑いけど。こじんまりした店舗が多くて、こういうのを見つけると楽しい。右が水とピーナッツを買った売店。


12月10日(火)
昨日は相当疲れていたのか、良く寝た。
ソフトボールの疲れなのか、旅行ばかりの疲れなのかわからないが、変な競争する夢見たりで、あまり寝起きがよくなかった。結構、意識不明でここはどこだ?状態。
ふっと、あ、ブルネイかと気づく。昨日は22時過ぎにベッドに入って、23時ぐらいには寝た。今日は7:40に起きたので、9時間近く寝たことになるか。まだ眠かったが。それでも朝活の英語はやった。
ラディソンホテルで朝食を食べに行く。種類はそれほどなかったが、どれもなかなかうまい。少し変わったバナナの炒めものがあったがチャレンジする。予想以上に甘ったるくて、結構、きつかった。
身支度をして、昨日、約束していたタクシー運転手を待つ。10時にホテルを出発して、空港には10:10には着いた。途中、ニュー・モスクの近くでゆっくり走ってもらって、写真を撮りまくった。
100ブルネイドルをおろしていたが、かなり余っていたので、すべてあげた。通常25ドルのところ51ドルあげた。多すぎる、と言われたけど使いきれなかったからいいよ、チップよと渡したら喜んでくれた。
とてもいい人だった。写真撮るのを忘れたのが残念である。チェックインもすぐ終わり、空港の写真とったりしていたが、1040には中に入る。なかなか綺麗な空港だ。こじんまりして清潔感もある。


(左)昨日行けなかったニュー・モスク。車から撮影。(中)ブルネイ空港。外観も近代的。(右)空港のなか。いろんな店が入っている。

ほぼ定刻通りに出発。しばらくブルネイの街が窓から見えた。7つ星ホテルも見えるかと思ったけど、それらしいものはあったが、遠すぎてわからなかった。どこまでがブルネイかわからなかったが、しばらく街があった。
3列席の真ん中に座っている隣の兄ちゃんが、外ばっかり見ている。写真を撮りたそうだったので、どうぞ、という感じで撮らしてあげた。すると、そのあと、食事後片付けなど、俺のものを運んでくれたりした。
シンガポールまでは2時間と少しなので、ほんと近いと感じる。海みながら、食事して、ぼーっとしてたら、すぐに見えてくる。
シンガポールの近くにあるビンタン島とその隣の島(バタム島)の上空を通ったが、ビンタン島は昔泊まったホテルがあれではないか、と思えるぐらい見えた。
後で調べると、確かに昔泊まった「Angsana Bintan」の上空を通っていて、写真にもホテルが写っていた。感動。バタム島はインドネシアではあるが、かなり開発している感じ。造船所のような工場もたくさんあった。
空からの景色を楽しみながら、シンガポールに到着。ターミナル2で、すぐに到着ゲートがあった。完全に自動化されている。パスポートをまず入れて通過しようとしたが、登録されていないとアラート。
近くにあった端末に向かうと、パスポート情報やら滞在先やらの登録があり、それを終了して、パスポートゲートへ。すると、今度はすんなり終わった。さすがスマートシティである。
水を買おうと思ったが、売店すらなく、タクシーに乗り込む。さすがシンガポールはタクシーでカードが使える。わずか15分でSwissotelに到着。楽しみにしていたホテルである。


(左)ブルネイの根源ともいうべき石油基地と思われる場所。天然ガスも取れるしうらやましい。(中)昔、みんなで行ったビンタン島!湾の右側のほうに昔泊まったホテルがある。
(右)バタム島は工場ばっかりのイメージ。島全体が住居という面白いところもあったが、工場の数の多さに圧巻である。写真は造船所のようにも見える。

到着するとすぐにボーイが来てくれて、自動化されたチェックイン機で一緒にやってくれる。すごいね。でも、最後、ルームカード発行がうまくいかず、違う端末でやっていたが・・・。
上層階と指定だったのだが、まさかと思いきや、53階であった。めちゃくちゃ高いし、エレベーターがかなり早くて、さすがに耳が痛くなる。
部屋がとても綺麗だし、景色は最高だし、マーライオンやフルートンホテル、マリーナベイサンズと、シンガポールの名所がすべて見れる部屋である。大満足。
シンガポールはあまり泊まったことがないこともあるが、今度からの定宿ができた感じである。時期によってはかなり高いのだろうが、それはケースバイケースで。前回の植物園のホテルもよかったし。
荷物整理した後に、英語を本格的に勉強した。シンガポールの景色を楽しみながら、英語勉強でかなりオツである。明日は、公式3をやるぞ!
せっかくなので本多にも写真を送っておいた。こんないい街で何年間も駐在していたなんて、うらやましすぎる。


こんな部屋は贅沢すぎる!4万9千円(1泊)の価値はある。好きな3つが一度に見れるなんて素晴らしい!

英語も終わったので、18時から中華街に向かう。歩いて30分弱。仕事終わりのみなさんと一緒に歩きながら、写真撮りながら向かう。
中華街だが、昔、あった屋台的なものがなくなっているし、中華の店がかなり減ったような気がする。そういえば、メイン通りの建物が改修している(去年から)。
ネットで調べてみると、再開発をしているようであるが、初期の再開発は古い建物を除去して新しいコンクリート建物を作ることだったのだそう。その極みがチャイナタウン・コンプレックス。
しかし、観光資源としてのチャイナタウンの重要性に気づいた政府が、リノベーション方式に変更したようである。なので、かなり昔に来たときのイメージの街は数年後には見れるのかもしれない。
いずれにしても、チャイナタウンで中華を食べる店を苦労するということになってしまった。結局、角っこで目立っていた、いわゆる街の中華の店に入った。
まずは青島ビール。そして、ポーク焼きそばと餃子にした。餃子は3個ぐらいのないの?と聞いたけど、12個入りしかないというので頑張って食べた。店員の女の子、日本人とわかると「ありがとう」を連発してた。
味もイメージしていた中華の味で、かなり満足。かなり満腹であったが、心地よい気分になった。また、この店に来たいと思った。39.09シンガポールドルなり。


(左)中華街の今回の店。次回以降もここでいいと思った。焼きそばと餃子、美味かった! 右側はSwissotelの角度を変えた三連発!

そのあと、ホテルに帰ろうと思ったが、せっかくなので夜のマーライオン見に行こうと思った。ビジネス街を抜けていき、見慣れた光景になってきた。
マリーナベイサンズが見えてきたので、海側の道に行く。やっぱりここは綺麗である。そして、かなりたくさんの人がいる。ほんとに開発が大成功した地域である。
気づいたのだが、マリーナベイサンズの反対側、つまりマーライオンがある側は、フルートンホテルがすべて持っている、開発している感じだった。
確かに、フルートンホテルも2つあるし、すべての建物にフルートンという名前がついている。昔からの財閥のようなフルートンと、政府とマリーナベイサンズと一体となって開発したのだろうと想像する。
しかし、確かに美しい。マーライオンもとても生き生きして見える。昔はぽつんとマーライオンだけがあって、何もない海に向かって水を履いていただけなのに、今や映えスポットである。
マーライオンからホテルまで歩いて15分ほどか。しかも景色がいいので、楽しい。いいホテルにしたものだ。
ビールを飲んだので、かなり眠くなった。今日も早く寝て、明日はホテルで英語の勉強しよ。シンガポールで英語って、なんかおしゃれー。


12月11日(水)
昨日も眠かったので23時にはベッドに入ったか。まだ、無駄な時間のビデオなどをFBで見て、0時ぐらいに就寝。
今朝は6:30ぐらいにまた変な夢で目が覚める。トイレいってたばこ吸って、まだベッドに入る。うとうとして7:40ぐらいになったので、起きることにした。なんか寝起きが悪いなー
英語の勉強を少しした後に朝食を食べに行く。さすがSwissotelで2つのレストランを選べる。洋食系かアジア系。もちろん、アジア系にする。
2階に行くが、洋食はすぐにわかるが、アジア系がわからない。2階はショッピングモールになっているので少し回るが違うと悟る。すぐに店員に聞くと、かなり奥まったところにあった。
メニューはさすがに豊富である。カレーもあるし、中華的な饅頭のようなものもあるし、フォーのようなものもある。とりあえず、腹いっぱいに食べる。

部屋に帰って、TOEICだ。シンガポールでやろうと思って、公式問題集3を持ってきていたのだ。10時過ぎからやるが、2時間の試験時間も苦痛でなくなってきたことは成長なのかもしれない。
ただ、やっぱり調子があがらない。採点してみるとケアレスミスも多くて、リスニングが90の正解で大台に乗ったが、リーディングが壊滅的な76。レンジもあるが、平均すると815点で普通の点であった。
TOEICはほんとに難しい試験だと思う。ひとつひとつ拾っていかなければならないもので、なんかゴルフと似ている気がする。野球とは違うので、なんか苦手かも、と弱気になってしまう。
あと2週間後に今年最後のTOEICだ。800点は維持は必須であるが、なんとか有終の美を飾りたいものだ。夕方までには間違ったところは、概ね見直しをした。
できる限りテストはやるべきであると思った。あと2週間でどれだけできるかわからないが、できるだけやってみよう。

15時前になったので、フルートンホテルのカフェに行くことにした。コーヒーはたらふく飲んだものの、あそこには行かなければならない。自分なりのこだわりスポットである。
日差しがかなり強くて暑かった。日本はかなり寒くなっているらしいので、明日帰国するのが少し嫌になるものである。半袖、半ズボンで歩けるこの街は最高だ。
いつもフルートンホテルから見ている公園から入っていく。そして橋を渡って、すぐにフルートンホテルの入口だ。シンガポールでこの散歩コースが定着するのだろうと思う。
いつものカフェはほとんど客がいなかった。夕食の準備に忙しい感じ。いつもの通り、泊まりか?と聞かれ、違うと答える。そして、アウトサイドでとお願いする。
カフェラテがあったので、アイスで注文。そして、ホテルの自分の部屋を探す。目印になるように、部屋にあった樽のようなものとガウンをベランダにおいていた。
53階と行っても、エレベーターには70階まで表示がある。上から探すがなかなかないが、ようやく樽を見つけた。遠すぎてかなり望遠しないとわからない。何枚か写真を撮って遊ぶ。

そして、この場所はバングラデシュの業務が獲得できそうなときに寄って、至福のコーヒーを飲んだ場所である。そういう意味では思い出深いところなのである。
来月からKPMGで働くが、徳岡さんも是非、来てもらって、バングラデシュでの業務を成功させて、徳岡さんとここにきてコーヒーを飲みたいと思った。
来週に岡田社長と徳岡さんとともに会うことになっているが、うまくいくことを願う。ただ、まだまだこれから。絶対に成功させるし、その自信もある。また数年後に優雅にここでコーヒーを飲んでいたいものである。
チェックをするときには、他の客はまったくおらず、店員もわずか。1人捕まえて会計をする。そして、マーライオンへ行こうとする。
ただ、フルートンホテルは由緒あるホテルである、案内がいたるところに書いてあった。それを片っ端から見ていくが、昔は郵便局だったそうである。また、シンガポールの地軸の中心になっている。
こんだけ来ているのに、初めて知ることもあるものだ。そして、これも初めて知ったが、地下道でマーライオン側に行けるのだ。なかなかクリスマス仕様でお洒落な地下道を通ってマーライオンへ行く。

昨日も来たのだがここは毎日散歩してもいいと思った。夜の方が圧倒的に美しいが、昼は昼で清潔感があっていい。昨日とほぼ同じ場所で写真を撮った。
帰り道、そういえば、アルゼンチンでも週末に散歩していたな、とふと思い出した。ブエノスアイレスで散歩コースがあったように、シンガポールでもこのコースが確立していくのだろう。
ブエノスアイレスでは、中央飯店に中華を食べに行っていたが、シンガポールでは中華街になるか。ちょうど、同じぐらいの距離である。
そう思うと、おなじみの都市がいくつかできた。シンガポールのほかにブエノスアイレス、ロンドン、そしてニューヨークのブルックリンダンボ。
ふと思い浮かぶのはそのあたりだが、これもこれまで頑張ってきた成果と捉えよう。これからどこかの都市も加わるのか、楽しみである。

ホテルには夕方までに帰りたかった。夜になっていく様子を見たかったからだ。この夜景は何度見てもいいかも。そても素晴らしい。芝浦マンションにも引けを取らないかも。
芝浦マンションを購入してからというもの、こういう景色が好きになったのかもしれない。絶景と言えるようなホテルをこれからも探したいところだ。
ゴールディングスロッジやホノルルのシェラトンあたりか。このSwissotelもそれに加わるぐらいの価値がある。この前のシドニーのオペラハウスが見れるヒルトンがあったが、1泊20万円近かった。
シドニーのヒルトンも価値がありそうだが、そこで20万円を払う気にはなれないし、シンガポールのここは5万円ということを考えると、かなりリーズナブルである。
夜も英語の勉強やら、これを書いたりとのんびりである。あー、幸せ。あと20日ぐらいになった退職期間を思いっきりエンジョイするのだ!働き始めても、仕事をエンジョイするつもりだけどね。
明日、帰国した後、夜は水谷さんとかおりひめだ。久しぶりのかおりひめで楽しみー。そして、今月末はモニュメントバレー!楽しみばっかり。


(左2つ)ホテルの部屋。上からなら14番目に下になる。(中)いつものフルートンホテルのカフェ。至福である。(右)夕暮れ時もなかなか美しい。


12月12日(木)
この日は5時に起きて6時にホテルを出発し、8時過ぎのJALに乗って成田に帰る予定。その後、久しぶりに芝浦マンション行ってからのかおりひめ。特段、記事もないだうから、11日にこれを書いて旅行記終了とする。

~完~