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再び香港、そしてマカオ 予期せぬ深圳

【旅程】
2019年の家族の夏旅行はマカオに決定!マカオに行くなら当然、香港にも行くべきである。LCCのピーチで行くことにした。美しい香港の夜景、マカオの歴史地区、カジノ地区、リゾート地区と堪能できた。しかし、この時期、「逃犯条例」(容疑者中国への引渡条例)の改正に反対する市民の抗議活動で香港国際空港が閉鎖されてしまった。歴史的な出来事に見事に巻き込まれたのであるが、香港空港からの脱出を諦めて、深圳に抜けて、ソウル経由で関空に帰ることになった。半日遅れではあったが、何とか帰国できてよかった。

2019810  KIX⇒香港⇒九龍(散策・広東料理堪能)⇒スターフェリー⇒ビクトリアピーク(歩いて下山)⇒スターフェリー⇒九龍  Intercontinental Hotel泊
 811 Angel & Timothyとランチ(王子飯店(Prince restaurant)中国埠頭⇒マカオ Grand Coloane Resort泊
 812 マカオ半島世界遺産(セナド広場、聖ポール天主堂跡など・エッグタルト)⇒コタイ地区(カジノ/ウィンパレス、ザ・パリジャン・マカオ、ギャラクシーマカオ/中華料理) Grand Coloane Resort泊
 8月13日 ホテルでプール⇒マカオ港⇒香港島⇒CauseWayBay(欠航決定)⇒上水駅⇒羅湖(国境)⇒深圳(空港) Hyatt House Shenzhen泊
 8月14日  深圳⇒ソウル⇒KIX

【旅行記】
1日目 KIX⇒香港空港⇒九龍⇒ビクトリアピーク
毎年恒例の家族旅行がやってきた。海外が多いのでそのうちのひとつのような感じで、昔ほどは楽しみではなくなったものの、それでも楽しみである。子供たちが忙しくなって、日程が取れなくなってしまったが、3泊でも楽しみである。しかも、香港とマカオである。せっかくなので香港もいいホテルにした。滞在が短い分、ホテルのグレードも上げることができる。香港空港までベンツでのお出迎えもKIXから電話して手配した。1000HKドル程度で迎えに来てくれるので、コストパフォーマンスもいい。旅の始まりはKIXから。850発の便なので、家は6時前に出発である。前日まで仕事だったのでかなりきつい。お盆といえども早朝なのでKIXの駐車場はすいている。第二ターミナル駐車場に車を置いてチェックインカウンター行くがまだ開いていない。20分ほど待ってチェックインする。第二ターミナルは初めて利用するが、とても簡素。すぐにイミグレ中に入れる。おなかすいたのでカツカレー食べて過ごす。少し遅れて850に搭乗し、9時に出発。ほぼ乗った瞬間に爆睡していた。機内サービスないので気楽に寝れる。地図もないのでどこを飛んでいるかもわからない。遅れて出発したものの10分前の1135に到着。荷物を取ってイミグレの外に出るとホテルの方が待ってくれていた。さきほど電話した人だ。1220に空港を出発して、ベンツで快適にホテルへ。わずか30分で到着。いい部屋をとっていたので、車を降りると2人の女性が待ってくれていた。日本語も話せる方だ。部屋でチェックイン手続きを済ませるが、景色が良すぎて興奮する。サービスのお茶もうれしい。しばし部屋で休憩して、街を散策。

お腹がすいていたのでレストランを探す。裏通りに入るとすぐによさげなところが見つかった。チャーハンやら焼きそばやら王道の中華料理を頼むがこれがまた美味しい。とても満足。その付近を散策しながら海へ向かう。するとガーディアンというキャラクターがいた。なんでも物質主義に汚染されている香港で夢を実現するヒーローだそうな。売り出し中みたいでテレビもあるらしい。でもAngelに聞いたら知らなかった。そのあと、海辺を歩いてブルースリー像まで行く。それまでも有名人の手形がずっとあったが、やはり香港のヒーローはブルースリーだろう。日本でもまだまだファンは多い。しかし暑い、暑すぎる。湿度が半端ない。一度ホテルに退散。カフェでマンゴジュースやコーヒーを飲み、部屋でしばし休憩して夕暮れになったのでビクトリアピークに向かう。ホテルから10分ほどでスターフェリーの乗り場がある。一人3.7HKドルなのでとても安い。しかも便がかなりある。船旅を楽しみながら香港島へ渡る。近くでタクシーを拾ってビクトリアピークへ。こんなに道が急だったのか?というぐらいかなりの坂道である。30分ほど上るとようやく到着。1997年のことは覚えていないが、かなりの店がある。新しそうなビルもある。夜景がかすんでいたので夕食を食べることにした。日本にもあるというステーキ屋に入った。岩手の肉らしいが、かなり高い。でもうまい。満足して再び夜景へ。するとモヤがだいぶ晴れていて、夜景がきれいに見える。やはり美しい!

かなり満足して、歩いて下山することにした。遊歩道があるのでそこを下りるが暗いので誰もいない。しかもかなり急。すごい勢いで下ることができる。途中、高層マンションなどを見ながら、夜景を楽しみながらおりる。30分ほど歩いたか、疲れてきたのでスターフェリー乗り場までタクシーを拾う。にぎやかなところで降りる。かなり高いビルもそびえている。再び夜景を楽しみながら、フェリーを楽しむ。とても幸せである。ホテルに帰って、喫煙の部屋でひとりで夜景を楽しむ。これをやりたくてこのホテルを予約したのだ。23時を過ぎるとさすがにビルの明かりも消えてきた。カーテンをあけたままにして就寝する。


2日目 九龍でランチ⇒中国埠頭⇒マカオ
この日はAngelとランチの予定。とにかくホテルライフを楽しむ。朝起きると香港島の景色が見れるのはほんとに幸せ。美しい。朝は飲茶を食べに行こうと思っていたが、ホテルでのんびりする。12時のチェックアウトまでのんびりする。フロントでcheck outするが、Angelはもう待っていた。Timothyも一緒だ。まだ5歳なのでかわいい。大量にお土産をもらったので申し訳ない。Angelお勧めの中華料理に行く。ホテルに近い王子飯店だ。Angelにお任せだったが、どのメニューも美味しい。香港でも有名らしい。ふかひれの餃子のようなものもあって、珍しい料理もある。食べすぎるぐらい食べてしまった。そのあと写真を撮りながら、海沿いに行く。Timothyは海を見るのが好きらしい。だっこしてあげるとずっと海を見ていた。クラゲと思ったら、ビニールのゴミだったのが残念であるが。しかし、この海峡はいろんな船が行き来する。うまくすり抜けながら、縦横にうまく操縦するものだ。ひとしきり海を堪能した後、ホテルに荷物を取りに行く。そして、中国客運埠頭に向かう。Angelも見送りしてくれた。ホテルから20分ぐらい歩くが、とても暑い。Angelとお別れしてチケット売り場へ。次のマカオ行きは17時とのことでまだ1時間30分もある。お土産を買いながら時間をつぶす。後でわかったが、香港島ならマカオ行きのJetFerryが15分に1本ペースであるが、九龍のほうはあまり便がないようだ。JetFerryはかなり大きくて安定している。すこし前はマカオ行きのフェリーはとても揺れると言われていたが、まったくそんなことはなかった。とても快適な1時間である。17時過ぎに出発して1810にはマカオに着いた。香港もマカオも中国に返還されたはずなのに、何故かイミグレがある。

マカオフェリーターミナルはマカオ半島にある。マカオは北からマカオ半島、Taipa、Cotal、Coloaneの4つの地区がある。元は半島と2つの島だったようだが、埋め立ててCotal地区を作ってカジノにしたそうだ。ホテルのバスもあったようだが、すぐにタクシーに乗る。Bookingcomで予約していたColoane地区にあるリゾートホテルにしていたが、かなり前に予約したのでカードの期限が切れたようで自動キャンセルと連絡がきていた。あわせてマカオ港から電話すると、コネクティングルームはないけど、スイートルームはある、エキストラベッドを入れてくれるとのこと。港からタクシーで30分ほどで到着。ゴルフ場もとなりにあって、海岸も見れていいホテルだ。部屋も広くてベランダもあって理想のホテルだ。家族も大喜びでよかった。19時過ぎていたのでホテルのレストランで食事をする。現地の女性がウィトレスだがとても愛想がいい。ピザやらハンバーガーなどを食す。この日もホテルでのんびりしながら0時に就寝。


3日目 マカオ観光
マカオはいろんな顔がある。まずは世界遺産ということでホテルで朝食をとってマカオ半島に向かう。ホテルで朝はのんびりして1140にホテルを出発。無料バスがあるが、予約でいっぱいとのことでタクシーで向かう。30分で到着。世界遺産も30近くあるようだが、一応全部周るつもり。最初は女馬閣廟に向かう。中国の寺という感じだ。次が港湾局になるがそれらしい建物はあるものの行かず、急に大雨と雷になった。リラウ広場で雨宿り。すぐにやんだので近くのMandarin Houseへ。ここがなかなかいい。中国の古い民家を改修したものだが、いい雰囲気をだしている。とても気に入った。あとは教会が多いのだが、ステンドグラスを楽しみながら、ザビエルを探しながら回っていく。歩いていると暑いので飲み物がほしくなる。そのときにタピオカドリンクがあったので家族で飲むとてもうまい。セナド広場の近くにおいしいエッグタルトの店があるので寄ってみる。Googleマップで見ると間違った方向だったが、改めて地図を見るとビルの谷間にある小さな店だった。大行列だがすぐに順番がきて6つ購入。マスタードのようでとても美味しい。そこからセナド広場に戻るが、息子が買い物したいとのこと。しばらく待つ。1時間ぐらい買い物していると、すごい雨が降ってきた。今回はかなり本格的だ。しかし南国の夕立はすごいものがある。日本のゲリラ豪雨もすごくなってきたが、本場は違うものである。トイザらスやスタバに行って雨が止むのを待つ。ようやく17時過ぎに雨がやんだので、聖ポール天主堂跡に行く。マカオに来たならここに行かなくてはならない。行くまでがお土産物屋がすごくて、しかもすごい人。売っているものをみながら天主堂へ。さすがに人が多い。このあたりの中心部のようだ。ようやく天主堂が見れて感動である。ひとまわりして満足したので、お土産を買う。そうこうしているうちにいい感じに夕暮れになってきた。しかも夕焼けがとても美しい。天主堂と夕焼けの美しい景色を見ることができた。大満足。世界遺産は以下の30あるが、結局行けたのは黄色部分だけで抜けが多いものである。雨があったし仕方ないか。

  • 1.媽閣廟 (Templo de A-Má)
  • 2.バラ広場 / 媽閣廟前地 (BarraSquare)
  • 3.港務局 (CapitaniadosPortos)
  • 4.リラウ広場 (LargodoLilau)
  • 5.鄭家屋敷 (Mandarin'sHouse)
  • 6.聖ローレンス教会 (Igreja de S. Lourenço)
  • 7.聖ヨゼフ修道院及び聖堂 (St.Joseph’s Seminary and Church)
  • 8.ドン・ペドロ5世劇場 (TeatroD.pedro5)
  • 9.聖オーガスティン教会 (IgrejadeSantoAgostinho)
  • 10.聖オーガスティン広場 (St. Augustine Square)
  • 11.ロバート・ホー・トン図書館 (BibliotecaSirRobertHoTung)
  • 12.三街会館 (TempledeSamKaiVuiKun)
  • 13.民政総署 (Edificio do Leal Senedo)
  • 14.セナド広場 (Largo do Senado)
  • 15.仁慈堂 (Santa Casa da Misericórdia)
  • 16.聖ドミンゴ広場 (LargodoSãoDomingos)
  • 17.聖ドミンゴ教会 (Igreja de S.Domingos)
  • 18.大堂 (Cathedral)
  • 19.大堂広場 (Largo da Sé)
  • 20.盧家屋敷 (CasadeLoukau)
  • 21.イエズス会記念広場 (LargodaCompanhiadeJesus)
  • 22.聖ポール天主堂跡 (Ruínas de S. Paulo)
  • 23.ナーチャ廟 (Templo de Na Tcha)
  • 24.旧城壁 (SeccaodasAntigasMuralhasdeDefesa)
  • 25.モンテの砦 (Fortalezadomonte)
  • 26.聖アントニオ教会 (IgrejadeSantoAntonio)
  • 27.カモンエス広場 (CamōesSquare)
  • 28.カーザ庭園 (CasaGarden)
  • 29.プロテスタント墓地 (CemitérioProtestante)
  • 30.ギア要塞 (FortalezadaGuia)
結局、19時30分ぐらいまで天主堂でのんびりしていた。そのあとタクシーでコタイ地区へ。ウィンパレスの噴水ショーを見るのが目的だ。ウィンパレスはマカオ半島にもあるようで、タクシー運ちゃんが最初間違えた。しかし、マカオのタクシーの運ちゃん、びっくりするぐらい英語が通じないものである。20時過ぎに到着し噴水を見る。ラスベガスほど人はいないものの、そこそこにぎわっている。しばらくいると暗くなった。停電か!?と思った瞬間に素晴らしいショーが始まる。アジアンテイストの曲でいい感じだ。かなり満足度の高いショーである。そのあとザ・パリジャン・マカオまで歩く。しかしどのホテルも大きい。1区画がとても広いのである。パリもエッフェル塔とホテルがとても美しい。そろそろおなかがすいてきた。でもホテルは豪華すぎてこんな恰好では入れない。フォーシーズンズのレストランはさすがに断られた。Googleで検索するとギャラクシーのなかにあるようだ。どこも22時に終わるのだが、ギャラクシーだけは23時まで空いている。ラッキー。中華料理であまり食材がなかったようだが、チャーハンと焼きそばがあったので良かった。満足して23時にホテルに到着。マカオ観光を満喫だ。マカオはいろんな側面があって楽しい街である。明日はColoaneでリゾートを満喫である。


4日目 ホテルでのんびりプール⇒香港⇒深圳
朝は930に起きてんびり。朝食を食べて部屋でのんびりした後、予定通りホテルのプールでのんびり。ここで香港のデモが活性化しているとのことで、空港が昨日は閉鎖になっていたとか。不穏になってきたのでホテルを早く出ることにした。当初は3泊予約していたが、レイトチェックアウトできるとのことでそれに変更。かなり安くなった。16時にチェックアウト。当初はマカオから香港空港に行くバスがあるので調べていたが、ネットで見ても行き方がよくわからない。マカオ港のから連絡バスに乗ってバス乗り場まで移動。でも出国手続きは港で実施、バス乗る前も少し離れたところで入国?手続きとかでかなりややこしい。よて、マカオ港からJetferryでいったん香港に帰ることにした。2018年に完成した香港とマカオを結ぶ世界最長の橋は魅力的だったが、またの機会だ。17時にマカオ港に着くが、香港島行きの1715発までまだ販売している。相当の便数があるようだ。1745を購入してMacを購入。イミグレ手続きをしてFerryに乗り込む。ハンバーガーを食べるとすぐに寝てしまった。1855に香港島に到着し、地下鉄でCauseWayBayまで行く。通勤時間のようでビジネスマンもいる。すこし買い物をして食事へ。ガイドブックにも掲載されているレストランに行く。そこで香港からのピーチ便を検索するとなんと欠航とのこと!!KIXを21時発の便が香港について、それが折り返して050発となるが、デモで空港が閉鎖のようだ。後でテレビを見たが、かなりひどかったようである。1日400便もキャンセルになったようで、そりゃ駄目である。

こうなるといろんな選択肢がある。ピーチを次の日に取ることはほぼ不可能である。他の航空会社にするか、マカオか深圳の空港から脱出を考える。マカオに引き返すのも気が進まないので、深圳から検索する。すると深圳航空がソウル経由でソウルからアシアナ便が取れそうだ。そうなると今日中に深圳に移動しなければならない。その方法を検索すると、国境が8つぐらいあって、24時間国境はひとつしかなく、24時までには閉じるところばかり。何度も書くがなぜ同じ中国で国境があるのか!?それはいいとして、食事もそこそこに店でネット予約するが何故かエラー表示となる。何回かやってみるが、それが重複予約になっていたようで、6つも予約してしまっていた。深圳のホテルで深夜まで電話する羽目になり、しかも航空会社で発券されているのでキャンセル料がかあるとか。なんとも・・・。店を22時に出るが、タクシーがつかまらない。現金だけのタクシーが多いので銀行でATMでお金をおろす。少し焦っていたのか、桁を間違えて15万円分ぐらいおろしてしまった。なんと・・・、それは国境ですべて元に両替した。タクシーもなんとかつかまり、しかもかなりいい運転手。相当飛ばしてもらって、上水駅までわずか30分強。ここで1駅電車乗れば国境行けるよと言ってくれた。ありがたい!電車もすぐにきて羅湖駅まで行く。ホームを下りると、結構な人が出口に向かっている。出口はそのまま国境になっていて、イミグレもある。香港側と中国側を通過する。深圳から香港に買い物やらで行く人が多いのだろう。深圳に到着するとすぐに地下鉄駅や鉄道駅がある。中国らしい広大な駅だ。端っこまで見えるが、かなりかすんでいる。深圳は治安が悪いと聞いたことがあった。確かに雰囲気はあまりよくない。白タクの勧誘もかなり強引である。それを振り切ってちゃんとしたタクシーに乗る。香港のタクシーで予約していた深圳空港内にあるHyattへ行ってもらう。深圳と言ってもかなり広い。かなり飛ばして30分で到着。ここまでくると家族も安心した感じだ。良かった。フロントの女性もとても愛想がよくて感じがいい。中国のホスピタリティも変わってきたね。Expediaにキャンセルの電話をして330に就寝。長い1日である。


5日目 深圳⇒ソウル⇒KIX
730に起床。ホテルで朝食をつけていたので食べる。さすがHyattだ。メニューが多い。しかもおいしい。素早く準備して850にチェックアウト。空港まで歩いて5分ほどで行けるのでとても楽。深圳空港は3~4年前にリニューアルしたようで、とても大きい。ターミナル3とと書いてあったが、1と2は今は使ってないので、新ターミナルと言われているようだ。大きいし美しい。中国の成長を感じる。深圳にもゆっくりと訪問してみたいものである。今日こそ帰国できるかドキドキしていたものの、深圳航空のカウンター女性も愛想がいいし、無事に発発券してくれたので安心だ。すこし搭乗が遅れたものの、無事にソウル到着し、KIXにも定刻より30分遅れの1940に到着。20時過ぎにはイミグレ通過して煙草を吸って一安心。ようやく帰国出来たと安堵である。第1ターミナルだったので、車を置いている第2まで移動。荷物を詰め込み一度カギがしまうが、荷物に車のキーがあったことに気付く。鍵の締め込みである。今回はとことんこんなことになるのだろう。JAFに電話してすぐに来てくれたので良かった。JAFは2回目であるが、ほんとに神様に見える。無事に23時前に帰宅。


返還後の香港とマカオ

中国に返還跡もいろいろと問題はあるようだ。今回の逃亡条例による香港デモも根が深いと思われる。いまだに香港人は中国人と思っていない人が多いようだし、中国に対する反感もあるようだ。
少し検索してみると、返還跡の香港では中国が外交権と軍事権を掌握した。イギリス軍に代わって人民解放軍部隊が香港に進駐、今までの英語、広東語のほか普通話も公用語となった。社会経済制度は「一国二制度」で変わらず、法体系もイギリス領時代のコモン・ローがそのまま用いられている。 また、中国による言論統制も行われているようだ。マカオはについては1999年に行政権が中国に譲渡された。マカオ基本法を実質上の憲法として運用する一国二制度が適用され、ポルトガルから受け継いだ現行の社会制度を返還後50年にわたって維持することとなったようだ。そのため香港からマカオに行くときもイミグレがあるし、香港と深圳の間もイミグレがあるのだろう。



もうすぐ返還 香港編

1997年4月
返還前の香港に行った。香港といっても、基本的には中国とかわらない。変わるのは夜景ぐらいかと思ってビクトリアピークに行ったものの、天候不順で「百万ドルの夜景を見れず!」非常に残念であった。それでも、所狭しと立ち並んでいるビル群やマンション群を見ていると、これが香港か、と思わずずっと見上げてしまう。当時は啓徳空港だったからビルの合間から着陸する感じであった。この旅行から3ヵ月後たった1997年7月1日、香港は中国に返還された。

        
香港に来たら2階建てバス!必ず2階の一番前を陣取るべし!景色は最高。しかし、反対側のバスとスレスレに走るため、すれ違いざまは少しひやひやしたものだ。
街中のマンションは圧巻だ。ベランダが無いぶん、洗濯竿を突き出している。真ん中の写真のように路地の隙間から見える高層マンションも香港らしい。しかし、香港人は窓からゴミを下に投げるらしい。用心して道を歩く必要がある。

 
(左)観光地のほどんどない香港にパック旅行でくると、まずはこのタイガーバームガーデンにつれてこられる。元富豪の家らしいが、特に見るところもなく、どっちかというと安っぽい市民公園といった感じだ。しかし、ここから見る高層マンション群には目を見張るものがあり、これらのマンションは驚いたことに、坂に建っている。坂の下から見ると、小高い山の高さプラスマンションの高さとなるので、かなり高く感じる。狭い香港だから、生活しようと思えば上に伸びるしかないんだろうね。
夜の街をぶらぶらするのも面白い。ネオンが鮮やかであり、これぞ香港といったところか。
   
(左・中左)香港島には面白い形をしたビルが多い。左側は中国銀行本店。かなりでかかった。
(中右)香港パックツアーでは定番か!?水上レストラン・ジャンボ。味はそこそこ美味しかったし、中のつくりもかなりゴージャスなので、なかなか楽しめた。 (右)はスターフェリー乗り場。

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