- Sedona -                     

1998年9月、2006年8月訪問   【入園料】国立公園ではなく入園料はなし

セドナには、「ボーテックス」と呼ばれる、地球からのエネルギーが地表から出てくると考えられている場所があると言われている。セドナに行けばパワーをもらえ
るそうだ。それでいて景色も綺麗だし、街の雰囲気も落ち着いている。グランドキャニオンやモニュメントバレーと違うところは、景色に「緑」が多いということだ。
景色をのんびりと楽しむには最高の場所だろう。アメリカではかなり人気が高い場所だ。よって、観光客も多い。川に行って遊ぶのもいいし、ごつごつした岩をジ
ープで駆け巡るツアーに行くのもいいだろう。川で遊ぶならレッドロック・クロッシングかスライドロック州立公園だが、スライドロックは人が多すぎて入れなかった。
以下にあげた見どころのほか、聖十字架礼拝堂もなかなかよかった。
なお、セドナ紹介Webで参考にしたのは、アリゾナガイドセドナの案内(英語)おしゃれな店の紹介などである。

 
これぞセドナの風景といったところか。赤い岩肌がそこかしこに見える。しかし、「ボーテックス」はどこにあるのだろうか?左の写真は、ベストウェスティンセドナの
近くから撮影。右の写真は、レッドロック・クロッシングに向かう途中のビューポイント。

 
(左)レッドロック・クロッシング(Red Rock Crossing)。セドナで最も人気のあるスポット。クレッセントムーン・ランチというところに入り(有料)、車を置いて川ま
でいける。「自己責任で泳いでください!」とチケット売り場の人に言われたものの、みんな泳いでいたので気にせずに川にじゃぶじゃぶ入った。土が赤いため
か、川の水はにごっている。
(右)オーバールックポイント。セドナ空港に向かう途中にあるビューポイント。朝に行き小高い山を登るとこの景色が広がっている。気球も飛んでいた。

【宿泊】
泊まったのはベストウェスティン・セドナ・イン。ここはすべての部屋に広いベランダがあり、そこからの景色は素晴らしく、朝食を食べながら優雅な時間をすごすこ
とができる。
 

【アクセス】
89年は、ラスベガスからキングマン経由でインターステート40号に入り、アシュフォーク(Ash Forkという街で89号に入った。そこから89Aを経てセドナに到
着。89号、89Aはさすがに景色がよかった。なお、アシュフォークからは1時間ぐらいだろうと見込んでいたが、道が狭かったのと渋滞していたのとで、2時間近く
かかってしまった。
06年はグランドキャニオンからフラッグスタッフ経由で行った。89A号に入ったのが暗かったのが失敗だ。昼間でもぐねぐね道で苦労するのに、夜はなおさら。途
中睡魔にも襲われ危うく事故になりそうだった。フラッグスタッフからは約1時間で行ける。なお、帰りは179号で少し南下し、インターステート17号に乗って北
上。そっちのほうが道がまっすぐなので運転しやすいし、時間も1時間ほどでフラッグスタッフまで行けるため、遠回りになるものの、そっちのほうがお勧め。

セドナに行くならメテオクレーター↓も行こう!



  -Meteor Crater-                  

2006年8月訪問  【入園料】大人15ドル、5歳以下無料、子ども(6〜17歳)6ドル、60歳以上13ドル」

念願かなってようやく行くことができた!世界で唯一、ほとんど風化されずに残っているクレーターである。大きさは世界第2位。今から5万年前、直径30mの
巨大な流れ星が降ってきた。時速約7万Kmで地表に激突。周囲160Kmの動植物を一瞬にして死滅させた。衝突跡は直径1300m、深さ170mの大きさ。
1903年に発掘を試みた博士の名前をとり、別名バリンジャー隕石孔といわれる。建物のなかは博物館にもなっており、そこでは隕石が落ちる再現CGや、世
界の隕石地図などがあり、楽しめる。   メテオクレーターのHP

 
(左)クレーターが大きすぎてカメラに収まらない。クレーターの真ん中には発掘した跡が残っており、下まで下りれるツアーもあるようだ。
(右)展示室の中にある宇宙から見たクレーター。度肝を抜かれる写真だ。

 
(左)アメリカ出身宇宙飛行士の名前を彫ったモニュメントもある。一番目に引くのはアームストロング。
(右)クレーターに行くまでの大平原。フラッグスタッフを西にしばらく行くと、とんでもない大平原が広がっている。

メテオクレーターに行ったら、化石の森↓にも行こう!



    -Petrified Forest-                         

2006年8月訪問    【入園料】車1台10ドル(運転手、同乗者込み)

アリゾナの荒野にはいろんなものがあるものだ。2億5千5百万年前、火山灰から溶け出した珪素(シリカ)が丸太の細胞と反応して石英の結晶を作り出し
た。結晶は少しずつ成長して丸太全体を包み、木を石に変えてしまった。なんとも不思議な石(木?)がそこかしこに転がっている様子は、なんか異様だ。な
お、この石は貴重であり販売も出来るため、公園内の石を持ち出すことは厳禁となっている。

 
(左)公園南側のゲート。ここからすでに丸太石が転がっている。この先のゲートで「石持ってない?」と聞かれた。入るときにもチェックされた。
(右)ビジターセンター近くのトレイル。このような木のような石がごろごろ転がっている。

 
(左)ビジターセンターにある木の化石。色が素晴らしく最もすごいと思った化石。
(右)アゲートブリッジ。川をまたぐ珪化木は12m。亀裂が入っているものの、奇跡的にバランスを保っていたが、地元の人が下にコンクリートで補強してしまっ
た。

化石の森に行ったら、キャニオンデシェイ↓にも行こう!



-Canyon de Chelly-          

2006年8月訪問   【入園料】国定公園。入園料は無料。

スパイダーロックを見たくて前から行きたかった場所だった!グランドサークルからは少しそれているため行きにくいものの、行く価値あり!公園としてあまり整備さ
れていないところも、自然が残っている感じがしてよかった。入園料が無料な分、寄付を少しばかりさせていただいた。原住民が暮らしていることもあり、ツアー
以外で下に下りれるところはホワイトハウスしかないのが残念だが、ナバホの人たちを身近に感じることができる場所だ。
公園は扇状になっていて、サウスリムとノースリムがある。グランドキャニオンみたいだが、その小型版という感じ。見どころはサウスリムが多い。スパイダーロック、
ホワイトハウスはサウスリムにある。ノースリムは4つのビューポイントがあるが、マミーケイブだけ行った。

 
(左)チンリーの街から西に行けばすぐにゲートがある。
(右)スパイダーロック。2つの岩が垂直に伸びていて、高さ244mもある。スパイダーはナバホの創造主とされているおばあさんグモのこと。曇っていたのが残念で
あるが、一度は夕暮れ時に来てみたいものだ。

 
(左)唯一、無許可で下に下りれるホワイトハウスまでのトレイル。往復4kmであり、ゆっくり歩いて片道1時間だった。運転ばかりだったので、ちょうどよい運動
になる。
(右)これがホワイトハウス。高さ300mの断崖に穴が開いており、昔は住居跡がある。岩の高さに圧倒される。この近辺では原住民がおみやげを売っており、
ネックレスや岩に描いた絵などを売っている。緑のりすもちょろちょろしていて可愛い。

 
(左)TSEYIオーバールック。サウスリムで一番最初のビューポイント。
(右)泊まったベストウェスティン・キャニオンデシェイ。チンリーの街はこじんまりしており、ホテルもあまりない。街の中に馬が歩いているというのどかな街だった。

  

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