〜ニューヨークの摩天楼〜
【ニューヨークの魅力】
今回は出張だったからゆっくり観光はできなかったものの、ニューヨークにいるだけで興奮を覚えるのは何故だろうか。朝、ホテルのスターバック
スでコーヒーを買い、仕事場までそのコーヒーを持って20分歩くだけでニューヨーカーの気分になれる。ニューヨークを歩いている人たちは、心 なしか忙しそうだ。その中に混じって歩くだけで幸せなひとときを感じたものだ。なお、今回はマンハッタン内でしか行動していない。
なお、今回のステイはグランドハイアット!
このページに掲載しているビルなど
【摩天楼】
マンハッタンは歩いているだけで楽しい。それは世界的に有名なビルがそこかしこにあり、それを見ているだけでニューヨークに来ているんだ、と
いう実感がわくからだろう。おのぼりさん丸出しで、ビルを見上げていた。
(左)やってきましたニューヨーク!まさに摩天楼のマンハッタンのなかでも、このビルはひときわ目立つ。ニューヨークの象徴だ。このビルはかな
(中)ロビーに入ると、このどでかいモニュメント!?が迎えてくれる。かなりキンキラキンであり、でかいので迫力がある。神々しいばかりである。り古く、1931年5月に建設されすでに70年も経っている。高さは381m(塔の上までは443m)で、長い間世界一の高さを誇っていた。着 工からわずか2年足らずで完成したそうであるが、中に入るとなるほど、つくりは少しチャチかも。
(右)5thアベニューからのエンパイアビル。37thと38thの間から南に向いた撮影であるが、このあたりにはニューヨーク・ヤンキースのクラブハウ
スがある。思わず入ってしまったが、マツイヒデキのユニフォームやらなんやら、沢山あった。もちろん、沢山買いましたけどね・・・。
(左)展望台から北西方向のタイムズスクエア方面を望む。奥に流れるのはハドソン川。こうやってみるとやっぱりニューヨークだと感じる。低く
(右)展望台から北方面。右手にはクライスラービル、メットライフビルが見える。展望台から夜景を見ていると、かなりの飛行機が飛んでい見えるビルでも、おそらく100メートルはあるだろう。つまり、超高層ビルということになる。それにしても、この光には圧倒される。かなり寒かっ たが、しばらく堪能することができた。 るのがわかるが、なんかこっちに来そうでいやだった・・・。いろんな方向から飛んできたり、飛んでいったり、無数の飛行機であった。むかしむか しには、霧の中、セスナ機がこのビルに突っ込んできたらしい・・・。このビルはびくともしなかったらしいが。
(左)クライスラー・ビル
このビルはかなり目立つ。上の方はうろこ状になっており、中に入れば、エレベーター、ロビーなどなどがアールデコ調らしい。頂上部はステンレススチール製なので、錆びや腐食はないそうだ。エンパイアステートビルより少し早く、1930年に建設された300mのビルだ。しかし、クライ スラーはダイムラーベンツと合併しても、このビルはまだクライスラービルって言うらしい。もちろんもともとはクライスラーの本社ですが。
(右)メットライフビル(旧パンナムビル)
「ニューヨークへ行きたいか!」と叫んでいた福留さんを思い出す。アメリカ横断ウルトラクイズの決勝戦も行われたビルである。1963年に立てられたビルであるが、パン・アメリカン航空(通称パンナム)が倒産したことにより、1980年からメトロポリタン保険会社(メットライフ)に買収 された。長い間、親しまれてきた「パンナム」という文字が「メットライフ」になったのは、1993年1月のこと。残念だけど、倒産したら仕方ない ね。
(左)国連ビル
今回の滞在先であったグランド・ハイアットから近かったので、朝散歩にきた。イースト川沿いにどでかいビルが建っているんだが、この横には国連総会ビルなどもあり、さすが国連といった雰囲気である。 (右)グランドセントラル駅 マンハッタンの中心にど〜んと構え、かなりいい雰囲気の駅である。この駅は1913年に80億ドルかけて建造された。中には天井図やレスト ラン、ショップなどの巨大ショッピングモールになっているらしい。この駅の隣に泊まったのに、結局、中には行けず。なんでもこの駅の中にある 「オイスター・バー」はかなりお勧めらしい。みんなに言われたが、私は牡蠣には興味ありません・・。なお、最近まで4ヶ月間、従業員がスト していたらしい。
(左)フラット・アイアン・ビル
23丁目と5番街が交差してできた三角地帯に建つビル。建設当初は、フラー・ビルといわれていたが、この特異な形からフラット・アイアン(=アイロン)と呼ばれるようになった。それでもこのビルは90mあり、1902年の建設当初は世界一高いビルだったというから驚き。手前の細 い部分は2mもないらしい。かなりもろく見えるので、すぐに倒れるなどと言われていたが、100年経った今でもしっかりと建っている。何故かこ のビルがかなり好きになった。
(右)ニューヨーク市立図書館
特に用事があったわけではないんだが、ホテルの近くにあったもので撮影した。やっぱり、何か趣きがあっていい感じ。蔵書書数はなんと1050万項目、460万冊あるらしい。ただの図書館なんだけど、ニューヨークというだけでカッコよく感じるのは私だけだろうか・・・。 (左)タイムズスクエア 時間的なものもあり、特にどのエンタテイメントを楽しんだというのでもないが、近くまで行ったのでとりあえずタイムズスクエアまで行ってみた。 あたりはすごい人であった。しかし、この車だけ見れただけでも十分満足である。 (右)ロックフェラープラザにある準備中のクリスマスツリー ロックフェラーセンターのクリスマスツリーはすごい、という同行者の情報があったため、来てみた。確かにかなり大きそうだ。すでにこの周りはイ ルミネーションが飾られており、このツリーにも沢山の人が集まっていた。クリスマスまで1ヶ月以上あったため、クリスマス気分とまではいかない が、そこそこ楽しめた。 (左)かすかに自由の女神! ニューヨークにきたら、やっぱり自由の女神でしょ!と張り切っていたけど、テロの影響から、渡航禁止となっているという情報も得て、完全に 行く気を失っていた。結局いけなかったのであるが、ワールド・フィナンシャル・センターからかすかに見ることができ、やっぱり感動ですね。今回 はあまり時間がなく仕方ない。今度、来たときは絶対に自由の女神に行って、展望台に上ってやる〜! (右)ワールド・フィナンシャル・センターからニュージャージー方面を望む 夕暮れ時、少し寒かったものの、この美しさにしばし感動していた。海辺はいい!というか、ここはまだハドソン川の河口部分か!? まー、そ んなことはどうでもいい、とにかく綺麗だった。 ワールド・フィナンシャル・センター ハドソン川沿いの4つのタワーと公園からなる地域であり、1987年に完成した。このガラス張りの建物の中は、ウィンターガーデンと呼ばれて おり、パームツリーが生い茂り、しかも床は大理石という不思議な空間であった。この撮影現場から後ろを見ると、かすかに自由の女神を 見ることが出来る。ここは、ロウアー・マンハッタンだということを感じる場所である。 市立図書館の裏にある公園。ブライアントパークというらしいが、特に有名でもない。毎朝、マックで朝食をとっていたため、少し太り気味だ と思い、この公園まで散歩してみた。11月だというのに、摂氏0度(アメリカは華氏なのでよくわからんが、摂氏にすると多分そのぐらい)という 寒さの中、ぶらぶらしてみると、それはそれで気持ちよい。 (右)イースト川 朝寒かったが、天気がよかったので散歩に来てみた。川の上にあるのは高速なんだけど、この高速がなければもっと綺麗に撮れるのにな 〜。 イエローキャブはNYでは定番。このタクシーにも何回か乗ったが、中は広く、かなり乗り心地はいい。しかし、運転手によっては、かなり愛想 の悪い奴もいたし、乗車拒否する奴もいた!腹立つ! (右)42ストリートから東に望む 奥にはクライスラービルが見える。朝日を浴びてかなり綺麗である。帰国する当日の朝のため、少し哀愁を覚えた。 マディソン・スクエア・パーク(ミッド・マンハッタン) 特になんでもない公園なんだけど、綺麗だったので撮影してみた。とあるビルの16階から撮影したものである。公園のなかには、ブランコなど の子供の遊び道具があったので、近所の子供たちが遊びに来るのだろう。右手奥に見えるのが、上で紹介したフラットアイアンビルである。 気に建っているビルでも100mはあるのだ。I Love NY という言葉があるが、その意味がわかった気がした。毎朝の散歩時には、買ったば かりのニューヨーク・ヤンキースの帽子をかぶっていた。少しでもニューヨーカー気取りをしたかったのだ。街を歩いている人を見ても、ヤンキー スの帽子をかぶっている人が異様に多い(メッツは!?)。1週間だけでも、ニューヨークの空気に触れることが出来て、本当に満足であっ た。 年9月11日の同時多発テロで、もろくも崩れ去ったビルの跡地だ。当時、出張先のホテルでニュースステーションを見ていた。するといきな りビルに突入するボーイング767が映っていた。これは映画か!?と思っていたら、次の瞬間、ビルが崩れていった。あの光景は忘れもしな い。ひとりホテルで呆然としていた。 た・・・、とのこと。跡地はかなり広く、ビルはかなり大きかったんだと実感させられる。 (右)ワールド・フィナンシャル・センターの2階から見たグラウンドゼロ。この時点では、この跡地をどうするか決まっていなかったが、また大きな ビルをたて、その周りは公園にすることが決まったようだ。ここに、再び400mクラスのビルが建つらしい。
(右)フェンスには当時の写真が沢山展示されており、壮絶さが伝わってくる。あんなに大きなビルがいとも簡単に崩壊するなんて・・・、信
じられない出来事であった。2004年3月現在、開戦から1年が経過しているが、まだイラク戦争が終結していない。早くイラクに平和が訪 れてほしいものだ。 <おまけ> 2005年2月現在、ニューヨークに駐在中のつるちゃん。1年半ほどいるらしいので、それまでにもう一度行きたいものだ。 |