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チェコ・プラハ
【旅程】
出張の帰りのあっという間の1泊2日の短い旅。ルートはいろいろとあるが、直行便でいい時間がなくミュンヘンまで行くことにした。
そこから乗り継ぎをしてもいいのであるが、久しぶりにヨーロッパをブッ飛ばすドライブしたくなったのでミュンヘンからプラハまでドライブ。
そして帰りはフランクフルトまでドライブ。
時間がないなかプラハ市街地を観光し、翌早朝からブッ飛ばしてフランクフルトへ。500Kmあるからアウトバーンといってもやっぱり遠い。
なんとか帰りの飛行機に間に合った。


【今回のドライブ】
ミュンヘンからプラハまで、そしてプラハからフランクフルトまでで990.6Kmを走ることが出来た。ドイツはもちろん、チェコの道はかなり良かったのでブッ飛ばせた。
ガソリンはドイツでいれる。

ドイツの田舎町: 48.73リットル 77.92ユーロ(約10,587円) 1リットルあたり217円


【旅行記】 10月11日~12日
1日目 ロンドン・ヒースロー⇒ミュンヘン⇒プラハ(泊)

いつものシェパードブッシュの宿で5時に起きて朝マックへ。イギリスも次にいつ来れるかわからないので、いつものマックを味わう。そのはまだ真っ暗。そして6:40にホテルを出発。ルフトハンザなのでターミナル2である。9時過ぎの飛行機なので少し遅めの出発になった。すぐにタクシーがつかまるかと思いきや、なかなか流しのタクシーがない。シェパードブッシュのいつもの乗り場にいくが、なかなかこず。少し焦りだしたころにようやく1台きた。土曜日だからタクシーも少ないのだろう。7:30にヒースローに到着し、イミグレも難なく通過し搭乗口へ。9:05定刻であるが出発は9:20となった。一路ミュンヘンへ。ミュンヘンはドイツでも東南部にあるため結構遠い。1時間45分ほどのフライトであった。

ミュンヘンはトランジットはあったが、外にでることはなかった。ターミナル2の殺風景な建物を出ると、中庭のようなものがあり、すぐ向こうにターミナル1がある。レンタカーは1のほうなのでいってみる。ハーツのカウンターは数名並んでいたが、ゴールドメンバーだったので、駐車場部分でキーを受け取れとのこと。空港内の立体駐車場から出発!飲み物を買ったりしたので、結局出発は13:15.到着してから1時間以上かかった。そこからはチェコに向かってずっとドライブ。久しぶりのアウトバーンに興奮しながら、ブッ飛ばす。速度無制限の箇所もあるが、急に制限がかかったりする。そのたびに周りの車もスピードを落としている。ドイツの田舎はほんとにのどかだ。そんな風景を楽しみながら進む。チェコの国境に入ったのがミュンヘンをでてから2時間ほどたったとき。230Kmほど走ったところだ。昔は検問があったのだろう、物々しい雰囲気ではあったが、今はスルー。少しスピードを緩めるもののすんなり通れる。しかも誰もいない。そこからひたすら東に向かうとようやくプラハに入った。国境からは170Kmほどか。国境を通過してから2時間弱かかった。まずは予約していたヒルトンにチェックイン。

少し休憩した後、プラハの街をぶらぶら歩く。お目当てはプラハ城であるが、旧市街も雰囲気がいい。Vltava川沿いを歩いていくと遊覧船の船着き所がある。多くの船と観光客がいる。そこからユダヤ人地区を通り旧市街広場へ。広場の周りに旧市庁舎やら寺院やらがあり、大道芸人や露店がある。よくあるヨーロッパの光景か。そして多くの観光客がその雰囲気を楽しんでいる。市庁舎の壁面の時計がからくりになっており、ちょうど19時だったので動き始める。多くの観光客がみている。少し気味の悪い人形が動いており、何とも不思議な時計であった。次に向かうがカレル橋。橋の欄干に見事な彫刻の像がある。暗くてあまり見えなかったものの、歴史を感じる彫刻であった。カレル橋を渡ると、プラハ城までもうすぐ。とはいえかなり急な坂をひたすら上る。途中、おしゃれなレストランが多くあったがとりあえず歩く。山の上にいくと視界が開け、大きな広場がある。そして閲兵がたっている門をすぎると城のなかだ。

(左)川向うにプラハ城が見える。 (中)旧市街広場の旧市庁舎と寺院。 (右)カレル橋近くを走る電車。

入るといきなり巨大な聖ビート大聖堂が迎えてくれる。大きすぎてカメラにおさまらないほどだ。その威圧感を感じながら城の中を歩く。奥は街のようになっており、夜なので閉まっているが、多くの店もあるようだ。一番先までいくと展望台があり、プラハの街を一望できた。ほぼこれで目的は達成できた。展望台のあるほうから、階段になっているところを降りていく。石畳になっており、歩いていて、とても雰囲気のいい街である。そして再度川を渡ると厳格そうな建物があり、それが芸術家の家である。音楽に関心の高い方がその周りにいる。そこから再度旧市街広場にいく。おなかが減ったので、フランクフルトを食べる。うまい。そしてコーヒーも売っていたので、ラテを頼むがこれはまずかった。どおりで客があまりいない店だと思った。しかし、イギリスでのミッションも終わったし、ここでこうしてのんびりしているのは、おつなものだと感慨にふける。だいぶ歩いた。かなり疲れたこともあり、ホテルに帰る。4時間弱のプラハの散策であったが、さすがに魅力的な街だと感じた。

(左)プラハ城の聖ピート寺院、でかい!  (中)芸術家の家。  (右)ボヘミアグラスはこのあたりの工芸品、土産物には最適だ。


2日目 プラハ⇒フランクフルト⇒帰国
この日は帰るだけ。しかもフランクフルトが12時過ぎの飛行機なので、早めにでないといけない。プラハからは意外に遠い。4:30に起きて5:20にホテルを出発。まだまだ暗いプラハの街をドライブする。ドイツに向かう道にいくとき、もやがかかり幻想的な風景があった。思わず駐車して写真を撮る。そこから新市街地のような場所を抜けていよいよドイツに向かう道だ。真っ暗であるが、整備されているので走りやすい。国境通過が7:10で順調だ。そこからしばらく順調であったが、ガソリンがほぼないことに気付く。まずいな、と思い近くの街によって見た。まだ朝早いこともあり、店があいていない。2軒ほどガソリンスタンドがあったが、閉まっている。これはまずい、と思い、高速に戻り違う街に行こうと思ったとき、高速近くに大型のガソリンスタンドが2軒ほど空いていた。良かった!こんなところでガス欠になると洒落にならない。Kastler Stratseという街だった。チェコからフランクフルトまで行く道にはほとんど大きな街がないのもまずかったかもしれない。なんにしてもよかった。

そこから予定いていた高速道路を間違えたりしたものの、何とかフランクフルトに10:30に到着。定刻が12:10発だから、ぎりぎりといえばぎりぎりだ。時間がないのでガスをいれずにレンタカーを返却。チェコから5時間かかったことになるが、アウトバーンではかなりのスピードを出した。それでこの時間だったので、早めに起きて、ブッ飛ばしてよかったと安心。いつもばたばたであるが、今回はチェコに行くことができた。さー、次はどこに行くか。

~完~




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