【旅程】
【この旅行で行ったアメリカの国立公園】
【ガス代】
今回は3千キロ強走ったが、ガソリン代は4万円弱といったところか(カナダドル100円、米ドル110円換算)。カナダではリッター当たり100円
だから、やっぱり日本より安い。でも、ここのところのガソリン高騰により、アメリカのグレイシャー(モンタナ州)で入れたのはガロン当たり2.579 ドル。去年のロスで入れたのが2ドルということを考えると、やっぱりかなり高くなっている。
@アルバータ州 Strathmore 74.76C$ 85.54リットル @0.874 C$/L
Aレイクルイーズビレッジ 50.85C$ 49.897リットル @1.019
Bジャスパー 39.83C$ 40.685リットル @0.979
Cバンフ 59.48C$ 61.641リットル @0.965
Dカルガリー(フルサービス) 21.00C$ 22.015リットル @0.954
Eグレイシャー バブ(BABB) 35.94米$ 13.934ガロン @2.579 $/G (去年は2ドルぐらいだったのに・・・)
Fレスブリッジ 74.83C$ 80.988リットル @0.924
Gカルガリー 34.00C$ 34.379リットル @0.989
ガソリン代合計 354.75C$/35.94$ 375.145リットル/13.934G 単純平均@0.945C$/L(カナダのみ)
【旅行記】
8月5日(金)
2ヶ月も前から手配したカナダ。さすがに夏のカナダは人気がある。2ヶ月前でも思うようにチケットが取れない。しかも、今回は両親と家族
総勢6名なので、両親とは別々の飛行機になってしまった。両親とはバンクーバーで落ち合うことになっている。考えてみれば、エアカナダは 初めて乗る。フライトアテンダントはなんだか大柄な感じだ。
(左)カナダの大地が見えてきた。海が美しい。(右)バンクーバー国際空港。
機内ではバンクーバーは25度と放送があったのに、意外に暑い。ここで乗り換えてカルガリーへ。カルガリーの空港の周りは田舎の街といっ
た感じだ。カルガリー空港でハーツでレンタカーを借りて、ホテルまで。かなり眠そうだったのか、ハーツのねーちゃんに「どこまで運転するの? 大丈夫か?」と言われた。その夜はカルガリータワーに上って就寝。
(左)カナディアンロッキーだ! (右)カルガリーの中心部。ダウンタウンとタワー、そしてその前に流れる川がマッチしていてかなり美しい。
カルガリー(ハイアットリージェンシー)⇒ホースシュー谷(トランス・カナダ・ハイウェイ(1号)、9号経由で124km、1時間30分(実走時間、
以下全て同じ) ⇒ドラムヘラー(16Km、10分) ⇒ホースシーフ谷(28Km、30分) ⇒フードウー(34Km、30分) ⇒ダイナソー州立公 園(157km、1時間50分) ⇒カルガリー(227Km、2時間30分)
カルガリーは西のカナディアンロッキーの玄関口のイメージが強いが、東に行けば大平原となり、そして恐竜の化石がわんさかと出てきている
バッドランドと言われる地域である。カナディアンロッキーに行く前に、大平原と恐竜を堪能することになった。ホースシュー谷、ホースシーフ 谷、ダイナソー州立公園は、荒涼とした大地であった。フードウーはきのこのような面白い形をした岩を堪能することができる。ドラムヘラー やダイナソー州立公園では、昔この地に恐竜がいたんだ、ということが実感できる。なかなか充実した1日であった。しかし、この地域は虫が 異常に多い。特にダイナソー州立公園では、車のドアを開けると、一瞬のうちに多くの虫が入ってくる。虫よけスプレーは必需品である。
(左)9号線をひたすら130Kmほど走ればドラムヘラーに着く。 (右)ドラムヘラーの街。このSmilly'sで昼食をとった。
それと砂利道が多いことにも気をつけなければならない。地図にあるからといって進んでしまっては、延々と砂利道を進むことになってしまう。
砂利道ではなかったが、ダイナソー州立公園に向かうとき、前方のトラックが砂塵をまきあげていた。バリバリとフロントガラスに小石があた る。そして、後で気付いたのだが、なんとフロントガラスが少しかけているではないか!急いで応急措置の絆創膏を貼った。すると、それがき いたのか、その後、返却するまで何もなく運転することが出来た。よかったよかった。トラックの後ろにはできるだけ行かないように気をつけよ。
(左)フォード ウィンドスター(7人乗り)。この車はいい!走りやすいし安定感がある。 (右)助手席側に傷がついた。絆創膏で処置。
8月7日(日)
カルガリー(ハイアットリージェンシー)⇒キャンモア(トランス・カナダ・ハイウェイ(1号)で105km、1時間15分 ⇒バンフ・ゴンドラ乗り場(38.
6Km、40分) ⇒モレインレイク(75Km、1時間) ⇒レイクルイーズ(14Km、15分) ⇒レイクルイーズビレッジ(5km、5分)
いよいよカナディアンロッキーだ!カルガリーからトランスカナダハイウェイを西に進む。オリンピック公園が左に見えると、しばらくは大平原が続
く。1時間近く走ると、山並みが見えてくる。さっきまで平原だったのに、突如として山になる感じだ。キャンモアの街でしばし休憩して、バンフ に向かう。バンフには高速降り場が2箇所あり、最初の出口で降りるとすぐにトンネル・マウンテン・ロードだ。山に向かっていくが、いくつかの ビューポイントがある。Hoodoos ビューポイントでバンフを流れるボウ川の美しさに見とれる。次にフェアモントバンフホテルが対岸に見えるポ イントに立ち寄る。昨日、中華街で食べたチャーハンの残りをここで食べた。う〜ん、まずい!その後、川辺まで崖を降りていく。すると、ホ テルが対岸にバーンと建っているではないか。人もまったくこないし、隠れた穴場であった。そこでしばし休養。その後、バンフにきたらこれだ、 と思っていたゴンドラへ。標高2285mのサルファー山まで一気に上る。バンフの街が一望できるものの、頂上は人が多い、多すぎ!でもせっ かく来たんだからと、1903年の気象観測所まで歩く。景色はあまりかわらないものの、山の峰を歩けて気持ちいい。バンフは人が多いと聞 いていたけど、ほんとに多い。街の中も人が溢れている。でも、帰りに通ったボウ川沿いの道、こんなところを朝歩けたら気持ちいいだろうな 〜、とつくづく思った。
さて次はレイクルイーズだ!バンフから1時間もかからないうちに着いた。そして、最も綺麗な湖のひとつと言われているモレイン・レイクに行
く。考えてみると、この旅行では数えないぐらい湖に行ったが、ここは一番初めに立ち寄った湖になる(厳密に言うとキャンモアの手前にあっ た湖だが、ドライブの休憩で寄っただけだし、名前がわからなかった)。少し曇っていたので残念だったが、確かに綺麗だ。旧20ドル札にも 使われた景色のものだけはある。なんといっても、湖の色がすばらしい。氷河湖ならではの色だろう。駐車場の横にあった小高い石の山に 登ると、さらにその美しさが増す。あの石の山は必ず上るべし!
満足してレイクルイーズへ行く。おー、いつかは行きたいと思っていたレイクルイーズの景色が迫る。駐車場を降りてフェアモントホテルの横を
通っていくと、徐々にビクトリア氷河が見てきた。これこれ、この景色だ、と思いながらも、夕方だし曇っていたので、明日堪能しようと思いホ テルにチェックインすることにした。ホテルはレイクルイーズビレッジにある、レイクルイーズインだ。ホテルの窓からテンプル山が見えた。ラッキー、 いい部屋だ!
(左)バンフを流れるボウ川。美しい〜 (右)モレインレイクは旧20ドル札になった湖だ。
8月8日(月)
レイクルイーズビレッジ⇒エメラルドレイク(39km、40分) ⇒ナチュラルブリッジ(7Km、10分) ⇒スパイラルトンネル(12Km、10分) ⇒レ
イクルイーズビレッジ(20Km、30分) その後、レイクアグネスまでトレイルを歩く。
朝、こどもたちが寝ている隙に、両親とヨーホー国立公園に向かった。最初、オハラ湖に行こうと思ったが、一般車両ではいけないことが発
覚。バスを予約するか歩くしかないようだ。仕方なくエメラルド湖に行った。駐車場に着いたとき、少し湖が見えたが、何かを予感させるもの があった。車を降りて湖に行ってみると、それはそれは素晴らしい景色が広がっていた。エメラルドレイクロッジに向かう橋といい、湖の色とい い、背景の山といい、全てがパーフェクトだった。ロッジ方面に少し歩きながら、湖を堪能する。次に来ることがあれば、このロッジに泊まる ぞ!と決心させた瞬間である。最高の朝のひとときをすごすことができた。いきなり気分は絶好調、その後行ったナチュラルブリッジやスパイラ ルトンネルも感動を覚えた。
一度、レイクルイーズビレッジに帰り、再びトレイルに出発だ!レイクルイーズを堪能したあと、レイクアグネスに向けて歩き出す。レイクルイー
ズから3.4Km歩かなくてはならない。歩いていて残念なのが、林のなかのトレイルのため、レイクルイーズを見て歩くことが出来ないことだ。残 念と思いつつ、たまに見えるレイクルイーズを楽しみに歩く。そして歩くこと1時間30分、ミラーレイクに到着。ん?なんだ?この臭いにおい は?と思ったら、やっぱり馬が歩いてきた。去年のグランドキャニオンでも同じ光景があった。ミラーレイクは綺麗なんだけど、どこか臭いイメー ジがある。そして、そこからさらに20分歩くとレイクアグネスに到着だ。湖自体はそれほど綺麗ではないが、2時間近く歩いてきたので感動が 大きい。そして嬉しいことにティーハウスがある。そこで、あったかいティー(今日のティー)とおかしを食べた。最高にうまい!しばし休憩したあ と、下山する。帰りはくだりなので、それほどしんどくはない。この日はよく歩いたものだ。ホテルに帰ると、仕上げは子ども達とプール。大プー ルが洗浄中で入れなかったのが残念だった。ぐっすり就寝。
レイクルイーズビレッジ⇒ボウレイク(38Km、40分) ⇒ペイトレイク(7Km、10分) ⇒Rampart Creek(50Km、35分) ⇒コロンビア大氷
原(38Km、35分) ⇒アサバスカ滝(75Km、55分) ⇒マリーンレイク(80Km、1時間) ⇒ジャスパー(50Km、1時間) ⇒レイクルイー ズビレッジ(233Km、2時間15分)
カナディアンロッキーのハイライトとも言うべき、アイスフィールド・パークウェイ(93号線)の縦断だ!その中でもコロンビア大氷原が一番のお
目当てだ。天気もよくドライブ日和り、心が弾む。ボウレイク、ペイトレイクの美しさを堪能しつつ、また、クロウフット氷河なども堪能しつつ 一路コロンビア大氷原へ。確かに3000m級の山々を見ながらの運転は素晴らしい。富士山とそう変わらない高さの山が連なっているの だ。また、途中立ち寄ったRampart Creekはキャンプ場であるが、近くを川が流れており、その景色も非常にいい!どこに立ち寄っても、感 動の連続だ。
そしてついにコロンビア大氷原に到着!夏だというのにかなり寒い。やはり、氷原が近いからか。スノーコーチに乗ろうか、それとも歩いていこ
うか迷った挙句、やっぱり歩いていったほうが時間を気にしなくていいということになり、歩いた。地球温暖化の影響でかなり後退している。 なので、駐車場からの坂道がかなりきつい。ここも昔は氷河があったのに、と思いながら、ようやく到着。しかし、氷河がかなり汚い。これまで 何人もの観光客が押し寄せたこともあり、靴の泥がついて表面が汚いのだ。これには少し幻滅。歩ける範囲に柵をしているものの、歩いて いるところにクレパスらしきものがある。気をつけながら、歩ける範囲の一番上へ。そこまで行けば、何万年も前から氷となっているであろう、 氷河に色だ。できれば、この上までずっと行ってみたい。そして、コロンビア大氷原のほんの一部であるアサバスカ氷河を越えて、見渡す限り の大氷原を見たい!と思うのは私だけではないはずだ。寒さをこらえながら、しばし堪能した。
確かにコロンビア大氷原(アサバスカ氷河)は感動だ。しかし、何か物足りなかった。期待が大きすぎたのか、それとも汚かったからか、もっと
上までいけると思っていたからか、何故かわからない。その時点で15時過ぎ、物足りなさがあったためか、ジャスパーまで行ってみようということ になった。これは計画外だ。目当てはマリーンレイクであるが、途中、アサバスカ滝によった。豪快な滝を堪能して駐車場に行こうとしたと き、なんと熊がいたではないか!こっちにはこれないところだが、でもかなり近距離。しかもかなり怒っている感じ。ブラックベアーって怖いな、と 思った瞬間だ。襲われないことはわかっていても、足早に車に行く。気を取り直してマリーンレイクへ急ぐ。しかし、天気がかなり悪くなってき た。ようやく着いたが、お目当てのあの景色がない!そう、スピリットアイランドが見えるポイントがわからないのだ。おかしいと思いつつ、ガイド ブックを見ると、船に乗っていかなければならないことが判明。がっくり・・・。ジャスパーには来る予定がなかったので、下調べもあまりしていな かったのがいけなかった。
まー、またの機会に、ということで、日本料理の「伝次郎」によってレイクルイーズに帰ることにした。この旅初めての日本料理だったこともあ
り、すしと餃子のうまいことうまいこと!ジャスパーにきてよかったと思った瞬間だ。大満足したはいいが、これからレイクルイーズに帰らなくてな らない。しかも、もう21時だ。幸い、まだ薄明るかったので、その間は飛ばしまくる。コロンビア大氷原で休憩したころ、真っ暗になった。このと き気付いたが、ジャスパーとレイクルイーズの間って、誰も住んでいないのだ。対向車も10台程度しかなく、夜は真っ暗になる。そんななか、 早く帰りたい一心で、飛ばしに飛ばし、ジャスパー⇒レイクルイーズを2時間15分で移動した。でも、ホテルに着くとすでに23:25。ぐったりだ った。
(左)いよいよアイスフィールドパークウェイに出発! (右)ジャスパー・コンノート通りにある伝次郎。鉄道駅から少し北にいったところ。
8月10日(水)
レイクルイーズビレッジ⇒クートニィ国立公園(50Km、1時間)⇒レイクルイーズビレッジ ⇒エメラルドレイク(37Km、45分) ⇒タカカウ滝
(28Km、30分) ⇒バンフ(99Km、1時間20分) ⇒カルガリー(128Km、1時間30分)
カナディアンロッキー最終日。あいにくの曇り空でホテルの部屋から見るテンプル山にも雲がかかっている。昨夜の激ドライブの後遺症をひき
ずりつつ、朝はクートニィ国立公園へ行った。レイクルイーズとバンフの中間にある公園だ。国立公園というからには、ということでマーブルキャ ニオン、ペイントポット、ヌマ滝に行ってみたが、どうも寂れている。マーブルキャニオンなどは閉鎖されているし、何があったのだろう?といった 感じだ。バンフ、レイクルイーズに客をとられるのはわかるものの、落ち着いた感じでなかなかの公園だ。もっと南下すれば温泉があるので、そ っちのほうには人が沢山いっているのだろう、と思いつつ、いったんレイクルイーズビレッジに帰る。
カナディアンロッキーで一番よかったところ、というとやはりエメラルドレイクだ。なので、もう一度行ってみることにした。ここもあいにく曇り空、先
日行ったときとは比べ物にならないぐらい湖が暗く感じた。やっぱり景色は天気に大きく左右されるんだと実感。ここでは念願だったボートに 乗ることにした。ボートは欧米人用なのか、かなり大きい。オールを濃いでもどうもしっくりしないところがあった。右腕が強いので右ばっかりに 曲がるし・・・。でも、ボートから見る湖の色というのもすごいものがあった。かなり綺麗なのであるが、近くで見てもエメラルドブルーなのだ。1 時間だが、ボートの上から湖を堪能した。
その後、行っていなかったタカカウ滝へ。落差400mというのはやはり迫力がある。しかも途中、滝壺があってそこから空中に水が跳ね上がっ
ている。こんな滝見たことない、と思いながら近くにいくと、さらに迫力を増す。滝のすぐそばまで行ける感じだったが、家族のみんなは早々に 引き返していたのであえなく断念。1人なら絶対、滝の近くまで行っていただろうに・・・。しばらく滝を堪能していたら、ついに雨が降ってき た。カナディアンロッキーもここで最後である。雨も降ってきたしカルガリーに帰ることに下。途中、バンフで休憩のためスーパーによったときは、 かなり大粒の雨が降っている。カルガリーまで雨の中ひたすら走る。山岳地帯から大平原へかわっていく様がよくわかり、運転していても面 白かった。夜は再び日本料理へ行った。地球の歩き方にも載っている「Zen on 8」だ。ほとんどが日本人であり安心するが、この日はほと んど満席。かなり待たされるものの、創作料理も沢山あっておいしかった。ここは気に入り、最終日も行った。
(左)レイクルイーズインの敷地内ではリスが沢山いる。 (右)8Ave. SWにあるZen on 8。創作料理がうまかった!
8月11日(木)
この日は中日だ。仕事の都合などで両親が先に帰国する。なので、カルガリー空港まで送迎にいった。いろいろと世話になってありがとう!
残った家族4人は、カルガリー見物をすることにした。オリンピック公園、動物園、ヘリテージ公園の3つのうちどこに行こうか、と迷ったが、C- Trainで行けるヘリテージ公園に行くことにした。C-Trainのセンター駅からヘリテージまで行き、そこからバスに乗る。しかし、降車バス亭がよ くわからず、結局タクシーに乗る羽目になった・・・。C-Trainにのってわかったことだが、カルガリーは意外に広いのだ。市域がかなりあって、 人口90万人の街とは思えないほどだった。さて、ヘリテージ公園は、約27万平方キロメートルもある広大な公園であり、1914年以前の建 物が並び、西部開拓時代を偲ぶことができる公園だ。建物は100棟以上あり、昔使用されていたものであるため、かなりレトロである。園 内を一周する蒸気機関車、遊覧船、観覧車、メリーゴーランドなどなどで遊ぶことができた。しかもすべてレトロなので、観覧車なども昔の 観覧車だ。14時に入園して17時までの閉園まで十分に遊ぶことができた。夏休みでもあり、近所の家族連れが多くきており、とても賑わっ ていた。
(左)カルガリー市内を走るC-Train。 (右)カルガリー市の南部にあるヘリテージ公園入り口。
(左)ヘリテージ公園入り口にある機関車。これが目印だ。公園内にも機関車が沢山ある。 (右)公園内部にはレトロな建物が並んでいる。
【今度は南下してウォータートン&グレイシャーへ】
8月12日(金)
カルガリー⇒ナントン(102Km、1時間)⇒フランクスライド(128Km、1時間30分) ⇒ウォータートンレイク(96Km、1時間) ⇒メニー・グ
レイシャー(82Km、1時間30分(税関での20分含む)
今日からアルバータ州南部とアメリカのモンタナ州にまたがる、グレイシャー&ウォータートンレイク国立公園に行く。せっかくカルガリーまで行
くんだからと、少し多めに休みを取って南下する計画にしていた。しかし、カナディアンロッキーでかなり満喫していたため、また湖か、と贅沢 なことを思いながら出発。トランス・カナダ・ハイウェイ(1号)から2号に右折し、ひたすら南下だ!と思っていたらいきなりの渋滞。出鼻をくじ かれる。原因はわからなかったものの、2号線は通行止めになっていて、強制的に他の道に行かされた。カルガリーを脱出するのに、結局1 時間45分もかかってしまった。
(左)カルガリー市内のトランス・カナダ・ハイウェイ(1号)と2号の交差点。いよいよ出発!
(右)と思いきや、大渋滞・・・。何故か2号線が途中で通行止めになっていた。カルガリー抜けるまで2時間弱かかってしまった。
カルガリーを抜けてしまえば、あとはすいすい。ナントンまでほぼ一直線の道を走り、そこら右折して533号線に入り、22号を南下する。ウォ
ータートンには少し遠回りになるが、フランクスライドを見るために22号線を走る。しかし、のどかな光景が延々と続く。フランクスライドは3号 線沿いにあり、アルバータ州からブリティッシュコロンビア州の境目の手前に突如として現れた。フランクスライドは、1903年4月29日に突然 1億トンの石灰岩が3号沿いに崩れ落ちたものだ。わずか90秒の間に、幅1km、長さ425m、深さ150mにわたって崩れ落ち、フランクの街 は一瞬にして壊滅し、70名の方が亡くなったという悲しい歴史の場所だ。まずは案内所に行くが、そこの展望台からは当時のままとなって いるがけ崩れ状態が一望できる。最近、日本でも天災が多いこともあり、自然の驚異をあらためて感じた。
その後、ブリティッシュ・コロンビア州との境は手元の地図にはシーニックビューと書いてあったので行ってみたが、山道で少し綺麗な湖があっ
たぐらいで、車をとめるほどの景色ではなく、しかも豪雨になってきたので引き返す。カーブを曲がりきれずに、道端に転落している車があった ぐらいか。再度、フランクスライドの案内板が3号線沿いにあったので、止まって再び堪能。鉄道も近くに通っており、道路、鉄道のインフラ 以外はそのままにしている場所なんだと実感。そして、ようやくウォータートンに向かう。3号線から6号線に右折したところに、ピンチャー・クリ ーク(Pincher Creek)という街があった。スーパーとケンタッキーに立ち寄る。そういえば、この旅初めてのケンタッキーだ。かなりうまい!
ウォータートンに着いたのが結局18:30になった。カルガリーの渋滞が影響したのか、かなりペースが遅い。天気もうす曇なので、プリンスオブ
ウェールズも幽霊屋敷みたいだ。ホテルの近くまで行き、そしてビレッジに行ってみた。小雨の天気だったのでかなり寒い。ここから見るプリン スオブウェールズはさらに気味悪い。カルガリーに引き返す帰りに来るか、と思い宿泊先のメニーグレイシャーを目指す。ウォータトンからメニ ーグレイシャーに行くためにはアメリカとの国境を通らなければならない。テロで警戒水準があがっていると思うと緊張が走る。そしてついに国 境税関が見えた。6号線の途中にある税関は、チーフマウンテン税関とも言われ、冬期は閉鎖される。そこに横付けすると、おっちゃんが厳 しい顔をして定型どおりの質問をしてきた。そして、中で国立公園の入場料を払わなければならなかったので、家族全員入っていった。税 関の中にはブッシュ大統領の写真や「9.11を忘れるな!」のポスターがあり、嫌でも緊張感が走る。しかし、中にいたおばちゃんは気さくな 感じで、グレイシャーはいいとこよ!なんていいながら対応してくれた。無事、税関も通りぬけ、いよいよメニーグレイシャーへ。バブ(Babb)の 街で給油したときにはすでに20:30、メニーグレイシャーのスウィフトカレント・モーターインに着いたのは21時だった。ロッジ形式であるが、部 屋の周りはかなり暗い。しかも寒く、早々に寝ることとした。
レッドロックレイクまでトレイルを歩く スウィフトカレント・モーターイン ⇒Browing(77Km、55分) ⇒トウーメディスンレイク(41Km、45
分) ⇒セントメリー(55Km、1時間5分) ⇒セントメリーレイク(14Km、15分) ⇒セントメリー(14Km、15分)
朝起きると最高の天気だった!ロッジを出ると朝もやがかかりかなりいい感じ!メニーグレイシャー万歳!ってな感じで思わず散歩する。な
かなか起きない家族を起こして、レッドロックレイクへいざ出発。スウィフトカレント・モーターインの裏からトレイルが始まっているため、車はホ テルに置いたままでOK。湖まで2.1Kmだ。いきなり綺麗な川があったと思ったら、林間コースになった。ひたすら1時間歩くと、ようやく到着。 カナディアンロッキーのような水の色ではないが、澄み切った日本的な湖であった。そこで、おにぎり食べて、子ども達は石投げに熱中してい る。天気もいいし、ほんとにいいピクニックといった感じだった。
1時間ぐらい堪能して下山することにした。湖からそう遠くないところに岩場がある。ここの上に上れば景色もいいかな、と思って上ってみた。
それが間違いであった。子ども達も後から上ってくるが、到底無理。そうこうしているうちに、下の子ども(3歳)が岩から転げ落ちる。あーあ、 と思っているとどうも様子が変だ。口の上をぱっかり切っていた。すぐさま絆創膏をはって、抱えて足早に下山した。上りは1時間かかったの に、くだりは45分だった。すぐにレンジャーステーションに飛び込んだ。するとどこかに連絡してくれて「2分で来るから。」と言ってくれた。すると 若いねーちゃんが大きなバックを担いで来てくれた。ひととおり説明すると、大きなバックからガーゼを出そうとしているようだ。しかし、いくら探し てもガーゼがない!ちょっと焦り気味のパークレンジャー。すると車の方に立ち去り、今度は地図を持ってきた。ここに病院を書いているから、 そこに行ってくれ、と言っている。結局ガーゼは見当たらず、絆創膏をはったままだ・・・。「縫うと思うか?」と聞くと「多分ね・・」といってくる。 一応、お礼を言ってから、車でいざBrowingの街へ!
メニーグレイシャーを一度バブまででてから、東に折れる。あとはひたすら464号線を走り続ける。さっきまで山岳地帯だったのに、464号線
はもう平原になっている。グレイシャーはいきなり山が現れるとガイドブックに書いてあったが、それを実感。ようやく街らしきところにつき、「H」 の看板を見つけ右折。しばらくすると奥に総合病院らしきものが見えてきた。インディアンの街らしく、病院で働いている人達はほとんどがイ ンディアンだった。しかし、病院というものは、世界どこでも嫌な臭いがする。どうも好きになれないものだ。しかし、今はそんなことを言ってる 場合じゃない。看護婦に言われたとおり、書類を書いたり、パスポートを提示したり、保険証券を渡したり・・・。ようやく先生が来てくれた。 「私は先生よ!もう心配ないわ。おー、なんて可愛いベイビーなの!」ってもう3歳ですけど・・・。うちの子供は相当小さく見えるようだ。「グ ルーでとめれば大丈夫!」といってそのときだけは真剣な表情で、血をぬぐいグルーをぬり始めた。するとどうでしょう、1cm近くあった傷口は 見事にぴったりくっついている。う〜ん、縫うものだと思っていたが、最近はこんなものがあるのか!と感動。先生に何回もありがとうと繰り返 す。保険に入っていたこともあり、支払いもなく病院を後にする。子どもも元気になってきたし、よかったよかった。Browingの街は一生忘れ ることはないでしょう!
こうなれば人間欲が出るものだ。病院行くためにメニーグレイシャーを出たのが13:30、病院で治療を終わったのが15時。こんないい天気
なのに1時間30分がもったいない、と思ってしまう・・・。Browingからそのまま西に行けば、グレイシャーの最南部であるトウーメディスンレイク へ行ける。今日はもともとここにくる予定だったのでよかったものの、乗ろうと思っていたボートには乗れずだった。残念。またの機会だ。もう夕 方なので、今日の宿泊先である、セントメリーへ車を走らす。しかし、前記したが、グレイシャーは山と平原が交わるところだ。中間地域が ない。それはトウーメディスンレイクからセントメリーへ行く途中でも感じる。1時間も走ればセントメリーに到着。ん?セントメリーって街だと思 っていたけど、今日止まるホテルのグループしかないぞ!でも、ホテルのほかに、ガソリンスタンド、ピザ屋、スーパー、コインランドリーなど必要 最小限のものはある。しかも、ホテルはロッジ形式の一戸建て。川のそばだし最高のロケーションだった。ラッキーだ。キッチンも付いていたの で、そこでスパゲティをゆがいて晩御飯にする。今日はいろいろあったけど、最後はこんないいところに泊まれてよかったよかった。
セントメリー⇒サンポイント(16Km、15分) ⇒ローガンパス(14Km、20分) ⇒ヒドウンレイクオーバールック(トレイル) ⇒レイクマクドナル
ド(34Km、1時間) ⇒セントメリー(63Km、1時間30分)
今日の目当てはヒドウンレイクだ。しかし、朝からモヤがかかっている感じ。セントメリーレイクのWild Goose Islandも少しかすんで見える。ロ
ーガンパスに行く前にサンポイントに寄ってみる。あまりガイドブックに書いてなかったところだが、なかなかの景色だ。湖のそばまでいけるし(と いっても崖の上だが)、湖の青さがよくわかるポイントだ。あまり人もいなかったし、穴場かもしれない。気分をよくしてローガンパスへ。噂どおり 車がいっぱいだ。着いたのがちょうど13時ごろということもあり、待っている車が多い。でも、奇跡的にすぐに駐車することができた。ここから、ヒ ドウンレイクオーバールックまで2.4Kmを歩く。このトレイルのいいところは、視界が広がっていて景色を楽しみながら歩けるということだ。途中、 マウンテンゴートとすれ違いながら、ようやくオーバールックへ。しかし、残念ながらかすんでいて、綺麗に見ることができない。リスと遊びながら おにぎり食べてしばし楽しむ。ここはひっきりなしに人が来るので、あまり落ち着けず、30分そこそこで下山することにした。一眼レフを持った おっちゃんが「今日はかすんでいて残念だ!」といいながら下山している。まったくだ。それでも、雄大な景色を楽しみながら、ローガンパスま でおりる。
次に目指すはレイクマクドナルドだ。ローガンパスを出発すると、すぐに断崖絶壁の道となる。しかも1930年に開通した道路のため道幅が
かなり狭い。箇所によっては、道幅がほんとに狭く、橋の上を通るところもあった。シーズンということもあり車の数も多い。横を見ると、1000m はあるかと思われる崖がある。めちゃ怖い。自然と慎重になる。当時、道路建設に携わった人たちには敬意を表したい。たまにがけ崩れの 跡と思われるところもあり、頼むから岩は落ちてこないように、と祈る。実際、崖崩れがあったと思われる場所があり、そこは片側一方通行と なっていた。2箇所あったが、2箇所目では15分ぐらい停車するはめになった。40分ぐらい走ると、The Loopと呼ばれる360度カーブがある。 ここからはなだらかな坂道となり、走りやすくなった。ローガンパスから1時間、ようやくレイクマクドナルドロッジに到着。ここはレイクマクドナルド のほぼ北の端だ。南端まで行くにはまだまだ走らなくてはならない。ここであわよくばボートに乗ろうかと思っていたが、子ども達はトレイルを 歩いたためか爆睡。しかたなくロッジと湖を少し見ただけで、セントメリーに引き返すことにした。その帰り、ローガンパスからセントメリーの間の 景色はたまらなく美しかった。深い谷と谷を埋め尽くす針葉樹。しばし車をとめて見入ってしまった。この日はモヤがかかっていたものの、かな り満足できる日となった。
8月15日(月)
セントメリー⇒セントメリーレイク(12Km、15分) ⇒通関(54Km、40分) ⇒ウォータトンレイク(30Km、20分) ⇒キャメロンレイク
(17Km、25分) ⇒レスブリッジ(139Km、1時間30分) ⇒カルガリー(225Km、2時間)
昨夜、ジュニアパークレンジャーになるための6つの問題を子どもと一緒に解いた。それをビジターセンターに持って行けば、バッジがもらえるか
らだ。全部は解けなかったものの、なんとか許してもらおうと思って、窓口にもっていった。すると、ねーちゃんがいろいろほめてくれて、バッジと 名刺をくれた。でも、日本に帰っても昆虫や動物に興味を持ってね!と強く言われた。子どもは大喜びだ。そして、今日はカルガリーへの 移動日。グレイシャーではセントメリーレイクのWild Goose Islandのポイントだけ行くことにして、ウォータートンに寄ってカルガリーに帰ること にした。
コースは来るときとほぼ同じ。税関を通り、再びウォータートンレイクへ。カナダ側の税関は簡単な質問をされただけで通ることが出来た。ア
メリカ側でもそうだったが、荷物検査はまったくなし。子ども連れなら当たり前か・・・。今日は比較的いい天気、ウォータートンも綺麗だ。プ リンスオブウェールズの中に入ってみたが、これは豪華だ。外観はロッジ風だが、中は高級ホテルってところか。レストランには正装してないと 入れない雰囲気、バーも子ども禁止と書いている。おみやげ物やに行ってもかなり高い。トイレだけ借りて、ホテルの裏へ行ってみる。する と、湖とビレッジを見渡せる絶景が広がっていた。ビレッジなどは下界といった感じ。それを狙ってここに建てたのか!?ひとしきり堪能した。さ ー、この時点で13:20、カルガリーへ帰ろうかと思ったが、せっかくなのでキャメロンレイクに行ってみることにした。ここは対岸にグリズリーがよく 出没するらしく、観測用の望遠鏡などもおいている。今回の旅はいくつの湖に行ったのだろうか?でも、ついにここが最後の湖だ。
さー、後は帰るだけ。でも来た道をそのまま帰るのは芸がない。ドライバー魂!?がさわぐ。そこで、5号線を東に進みアルバータ州第3の
街、レスブリッジに寄ることにした。ここは、第2次大戦中、日系人が収容されていたところらしく、日加友好記念庭園がある。しかし、お目 当てはマクドナルドのポテトだ。子ども達がうるさかったこともあり、ウォルマートのマックに立ち寄る。カナダのマックは、マークのところに国旗が 書いている。たらふくポテトを食べ、ハンバーガーをむさぼる。やっぱり、おいしい。そうこうしているうちに、もう17:30だ。早くカルガリーに行かな いと・・・。帰りは23号線を少し走ると、520号線と交差する。地図を見ていると、520号線はほぼ一直線だ。この道通ろう、と思い立つ。 520号線を32Km走ると2号線にぶつかる。走ってみると、ほんとうにずーーーとまっすぐだった。ハンドルを動かすことなく、ぶっ飛ばす。こんな 道もあるんだと感動。2号線をしばらく走ると行くとき通ったナントンの街がある。ここには、ランカスター航空博物館がある。第2次大戦中に ドイツを攻撃した爆撃機を無料で展示しているところだ。しかし、17時までしか開いておらず、クローズだった。仕方なく常設展示の戦闘機 を見て一路カルガリーへ。途中から大雨になってきた。視界も悪い。旅も終わりだし、まー仕方ない。3日ぶりのカルガリー、そして、この旅3 回目のカルガリーに到着。ここを拠点に東に、西に、南に行ってきたということだ。次回は北のエドモントンか!?と思いつつホテルにチェック イン。カルガリー最後の夜は、再び「Zen on 8」へ。そこの日本人の店員さん、5日前に行ったことを覚えてくれていた。カルガリーの物価は 日本の9割ぐらい、冬はマイナス35度ぐらいになる、などいろんなことを教えてくれた。とてもフレンドリーな店だった。
(左)レスブリッジの南部。見渡す限り大平原。 (右)レスブリッジにある日加友好記念庭園。通り過ぎただけ。フロントガラスは虫だらけ。
カルガリー(ハイアットリージェンシー)⇒カルガリー国際空港(18Km、20分)⇒バンクーバー⇒関空
いよいよ帰国。13日間ってほんとに長かった。これだけ長いとやっぱり仕事のことも気になるものだ。家族に怒られながら、途中、仕事の電
話をする羽目になってしまったし・・・。でも、ほんとにゆっくりできたいい旅だった。しかも涼しい!この日の気温は10度だった。寒くはなく、ち ょうどき持ちいい感じなのだ。夏に日本人が大挙してカナダに来る理由がほんとによくわかる。
さー、カルガリー国際空港でレンタカーを返すときがきた。今回はフロントガラスに傷がいってるのでどうか、と思っていたが何も言われず(こっ
ちが言わないといけないのか・・・)、横に元からついてあった傷のことを言われた。これはあなたがやったのか?といわれ、いえいえ借りたときか らついてましたよ。そんなやりとりをしたあと、カーリターンのおにいちゃんは、「元から傷?」と?をつけてメモしていた。その後、何も言われない ところをみると、大丈夫だったのだろう。よく考えると、ここで借りたとき、ほとんどの人が、車に傷があるから、きちんと見て書いておいてくれ、と いっていたのを思い出した。俺は、ハーツといってもここは田舎だし、こんなものかという思いと、めんどくさかったので言わなかったが、やっぱり 最初に傷があるぞ、というべきであったと反省。
バンクーバー行きのエアカナダはかなり遅れている。ひょっとしてバンクーバーであまり時間ないのか、と思い買い物を済ませようとする。DFSで
買おうと思うが、5分ぐらいいません、というメモがありシャッターが閉まっている。しかし、30分たっても店員はいっこうに帰ってくる気配がない。 ようやく40分ぐらいたつと店が開きみやげを購入できた。ようやく飛行機も1時間遅れで出発。バンクーバー空港ではあまり時間がない。荷 物はいったん受け取りか?と思って待っていたが出てくる気配がない。他の日本人ツアー客も待ってる様子がないので、カウンターで聞いて みると、「大阪で受け取るんだよ。」といってくれた。あわてて搭乗口へ。なんとか飛行機に間に合ったものの、荷物を預けるときにちゃんと聞 いておくべきだったと反省。
関空に着くと、なんと気温は32度!10度のカナダから32度の大阪はたまらんやろ!と思いながらタラップに降りると、むっとする。夏にカナダ
に行くのも考えものだ。行っているうちはいいが、帰ってきてからが大変。9月になってようやく体のしんどさがなくなってきたが、1ヶ月ぐらいは 日本の蒸し暑さに辟易だ。今年はいつになく夏ばてがひどかった・・・。あの素晴らしい氷河と湖の景色を思い浮かべながら、日本の暑さと 今日も戦う・・・。
〜完〜
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